このページでは私がロシア語を身に着ける長~い長い過程のなかで、特に役立ってきたアイテムをご紹介したいと思います。
私自身は現在ロシア人の夫と、ロシア語にどっぷりつかった環境の中で生きていますが、最初にロシア語を学び始めた時は、ネイティブスピーカーとの関わりは全くなく、日本の環境の中でポツポツと勉強していただけでした。
山あり谷ありの学習プロセスのなか、買った文法書や単語集、オーディオブックも結構な量になるのですが、その中から、言語のストレスを感じることなく現地生活できるようになった今から振り返っても「これは良かった!」と思えるものをご紹介してきます。
ロシア語をしっかり身に着けたい、特に話せるようになりたい!と思っている方はぜひぜひ参考にしてみてください。
ロシア語辞典は書籍タイプより電子辞書を!
語学を身に着けるのになくてはならないものといえば、「辞書」ですよね。ちょっとした旅行ならフレーズブックでいいけれど、「言語を学ぶ」なら辞書は必須。
私は最初は電子辞書ではなく、書籍タイプの分厚い辞書を買って勉強していましたが、とにかく言葉を見つけるのに時間がかかるんですよね。
特にロシア語は格変化によって、一つの単語が全く別の単語のように思える形に変化してしまいますので、そういう意味でも単語の原形にたどり着くまでに膨大な時間を要したり、最悪見つからない…なんてこともよくありました。
ちなみに使っていたのはこの辞典です。
書籍タイプの中では比較的単語数も多く(約50000語)、レイアウトも文字も見やすい。重要な単語は説明がしっかりしているのが良いです。今でも時々、暇ができた時にぱらぱらめくって読んだりします。
その前に実はもう一つ単語数少なめの辞書を買ったのですが、単語数が少ない=初心者向けとは思わないほうがいいです。かえって必要な単語が見つからなくて困るという事態が結構ありました。。X(
辞書を買う時点で、そこそこロシア語を真剣に学ぼうと思っていることと思いますので、書籍タイプの辞書が良い方は最初からしっかり単語数が豊富な辞書を選んでください。
で、私のイチオシは書籍タイプではなく電子辞書です:) 電子辞書のほうは留学が決まった時に購入したのですが、本当にこれが私の助け舟で、現地ではパスポートの次に大事なものといってもいいくらいの必携アイテムでした。
何がいいかというと、単語を見つけるのが普通の辞書と比べて30倍くらい速くなります笑。
特に単語の原形がわからず、変化形しか分からない場合に単語を調べるのが楽ラクなんです♪
簡単な例を挙げてみると、его(он,оноの生格・対格)の意味が分からなくて電子辞書に入力し検索するとしますよね。
すると、以下のような表示になります。
まずегоを調べる時点で電子辞書のほうが断然スピードがあがります。が、時短になるのはここからです:D。
普通の辞書だとегоを調べてонが原形だとわかったあと、さらにページをパラパラしонを見つけなくてはいけませんよね。アルファベットのеからоに移動するのは時間がかかります。
が、電子辞書ならジャンプ機能を使って、キーを2,3回ぽちぽちっと押すだけで、ハイ!すぐに表示ができちゃうんです。
こんな感じに画面内でонを選択しEnterを押すと
1秒後にはじゃじゃん!
とこんな感じで素早く移動てきちゃうんです。この機能はめちゃめちゃありがたい!
あと露和・露英辞書との切り替え、和露・英露の切り替えもボタン一つで可能なのも嬉しい機能です。
ロシア語と英語には似ている単語が結構あって、日本語とロシア語よりも英語とロシア語で比較して覚えるほうが楽な時もあります。そういう時にちゃちゃっと露英に切り替えられるのも電子辞書ならではのいいところです^^
辞書ってとにかく重くて、教科書とか他の荷物だけでさえ結構重いのに、そのうえ辞書!!となると気分も萎えますが、コンパクトな電子辞書に露和、和露、露露、英露、和露、と必要な辞書がすべて入っていますので、物理的にも軽い。細かい字を追わなくてもいいので目と頭の疲れも軽減されます笑
あとは、ロシア語の肝というか最大の壁ともいえる「格変化」も、電子辞書ならキー3つ(シフト+ジャンプ+K)でスグに表を呼び出せるので、「あ、これどっちだっけ?」とか「この語尾何格だったっけ?」なんてときに、ささっと開いて確認できます。一気に覚えようとすると大変な格変化ですが、ちょこちょこと確認を続けているうちに自然と身についていくので、そういう面でも電子辞書は大助かりでしたね^^
ちょっとお値段は張りますが、値段以上の仕事をしっかりしてくれる私の一押しアイテムです。
電子辞書ならやはりカシオのExWordが個人的には使いやすくておススメです。
ExWordに入っているコンサイス露和辞典の単語数は約10万6千語。つまり上でご紹介した博友社ロシア語辞典の倍以上の単語数が収録されています!
さらに発音も音声でわかるようになっているので耳でも確認できちゃいます。
すでにExWordを持っていてロシア語対応がない場合は、追加データのみ購入することもできるみたいです。(ただし露英・英露・露露はなし)
お使いのモデルに合ったデータを選んでくださいね。
追記: 電子辞書を使っているとロシア語のキーボード配列が自然に身に付くようになるので、いざPCでロシア語を使おうという時にキーボードを打つのが苦じゃなくなります。意外と嬉しい副効果ですよ^^ (ロシア語キーボードについては後述)
レベル別おすすめロシア語文法書
さて、辞書の次に重要なものといえば、文法書ですね。文法書は本当に合う、合わないが人によって違う気がするので、できれば大きな書店に行って中身を見比べるのが一番だと思いますが、参考までに私が使っていた(いる)文法書を幾つかご紹介します。
初心者ならまずはこの一冊から
5冊ほど持っていた初心者向けのロシア語文法書の中で個人的に一番使いやすく、分かりやすかったのが標準ロシア語入門です。
ロシア語を勉強し始めた学生時代に授業で使っていたのは別の教科書だったのですが、そのうち一冊は肝の部分(完了体、不完了体)とかの説明が不十分だったり、もう一冊は例文がソ連時代の感じで実践的じゃなかったりしていました(今振り返ってわかることですが)。
標準ロシア語入門は一通り最低限必要な文法がちゃんと網羅されています。留学の際にも持って行ったのですが、ロシア語(一部英語)の授業で理解しにくかった部分を、この本で読み直すことで理解を深めることができましたし、例文も実践的なものが多くて良かったと思います。
中級・上級用なら迷わずこちら
より本格的に勉強したい方にお勧めなのが現代ロシア語文法―中・上級編。
私が持っていたのは2003年版(旧版)ですが、普通の文法書には載っていないかなり詳細な部分まで解説されています。ページ数も300超と膨大で、1ページ目から順に勉強するという形ではここまで細かいところは覚えられないと思いますので、どちらかというと、すでにロシア語の文章をある程度読めたり、聞き取れたり、話せたりするようになって、実践を重ねていく中で分からないことがでてきたときに、この文法書で確認をする、という使い方のほうがいいと思います。私も最初から最後まで全部読んだわけではないです^^;
英語で書かれた文法書は一冊あるといい
英語ができる方にお勧めなのが、英語で書かれたロシア語の文法書を一つ持っておくことです。辞典も露和・和露に加えて露英・露和があると理解がしやすいというのは前述しましたが、文法も英語でロシア語の解説を読むと、日本語で読むよりしっくりくる場合が少なくありません。
日本語とロシア語より、やはり英語とロシア語のほうが近い部分が多いからでしょうかね^^ 特に動詞の活用形とかは英語と照らし合わせたほうが日本語より断然楽に理解できました。
私が持っているのはオックスフォードの文法書でこちらはいまだに時々手に取って読むことがあります。
ペーパーバックで軽いですし、ちょっとした時間(通勤時間やカフェでの一休憩、バスタイムなど)にぱらぱらとめくりながら気軽に読める感じです^^
やっぱり会話がしたい!というあなたにおススメのフレーズブック・単語集
語学の勉強で「最初にして最大の壁かも」と個人的に思うのは、単語量を増やすこと。家じゅうに単語リストを貼ってみたり、10回ずつ繰り返し書いて発音してみたり、色々とやり方はあるにしても、「根気強く繰り返す」という方法以外に楽な道がないのが単語の暗記X(
最初の基本的な単語を習得するまでが特につらくて、ある程度身について慣れてくると、そこから増やすのはそんなに苦労なくできるようになる気がします。
スポーツで言うと下地トレーニングにあたるような、地味だけどそこがしっかりできていないと積みあがっていかないところなので、毎日少しずつ単語を増やすように頑張っていきたいですね。そうすると、実践も楽しくなります^^
色々使ってみて結局一番よかったのが「今すぐ話せるロシア語単語集」
発音がカタカナでも表示されていたり、単語と例文がセットになって覚えやすかったり、暗記チェックをしやすいレイアウトになっていたりと、よく考えられた構成になっています。
発音のカタカナ表記って邪道な感じがしますけど、カタカナで書いてあるだけで気持ち的なハードルが不思議と下がったりしますので・・・(カタカナに頼りっきりだとネイティブには程遠い発音になっちゃいますので参考にです。あくまで。)
日常会話で使える単語がたくさん載っていたり、絵が入っていたりするのも一押しポイントです^^
ロシア語圏を旅行するなら必携!あらゆる場面に対応したフレーズ集
会話が楽しくなる一言がたくさん載せられているのが特徴。ネイティブと会話できるようになってくると、相手の言っていることが分かってもどう返したらいいのか困ってしまうという場面に出くわすようになりますが、この辞典には驚きや感謝、怒りの気持ちなど感情を表現するフレーズが色々載せられていて、使えるようになると会話が一層豊かになると思いました。
あとは、現地でチケットを購入しないといけないとき、道を確認したいとき、買い物をするときなど、「どうやって言ったらちゃんと通じるんだろう」と不安になるときに参考にしたりと、まさに「とっさの」時に使ったりしてました。
ロシア語圏を旅行する予定の方はもちろん、自然な会話表現が知りたい、会話ができるようになりたいという方にお勧めの一冊です。
ロシア語キーボードとGoogle Translateでネットをフル活用!
英語のときもそうだったのですが、意外と語学上達に役立つのが、ネイティブの人とオンラインチャット(メッセージのやり取り)をすることでした。
会話より若干スピードが落ちる分、考える時間もあり辞書を引きつつ文章を書いて送信することもできる。それでいてメールのように長時間かけて正しい文章作成するというのではなく、ちょっと間違いとかあっても気にせずに一文作成して送信、相手のを受け取って読んで、それにまた答えるという適度に緊張感のあるプロセスは、なかなかいい会話のトレーニングになります。
チャットをするしないは別として、ロシア語を勉強するなら今の時代、やはりPCでロシア語を打てたほうが何かと有利なのは間違いなし。
ロシア語の情報をネットから収集できるのはもちろん、GoogleTranslateなどのオンラインツールもかなり役立ってくれます。GoogleTranslateは「単語の綴りとか、間違っていると修正候補とか教えてくれるし、発音も確認できるし、とにかく最近はGoogle Translateをかなり愛用していますXD
そんな感じでネット上のロシア語のマテリアルを活用するならロシア語キーボードはぜひ設定しておきたいですね。
Windows7でのロシア語キーボードの設定方法
コントロールパネルから「地域と言語」を選択し、「キーボードと言語」タブで「キーボードの変更」をクリックします。
追加ボタンをクリックします。
ロシア語とロシア語(タイプライター)の違いは、ёの位置とか数字の入力が違うくらいでさして変わりはありません。ロシア語を選ぶと数字のキーを押せば入力されますが、タイプライターのほうを選ぶと、Shiftキー+数字のキーで数字、Shiftを押さなければ記号が入力されます。私はタイプライターを使っていますが、好みで選んでください。
自分のPCのキーボードをロシア語仕様に!
キーボードの設定ができたとして、残るはロシア語アルファベットのキーボード配列が覚えられないという問題。。これはまずちゃんとロシア語アルファベットの位置が分かるよう物理的に工夫するのと、根気強くロシア語を入力して覚えるというマインドが必要になります。
私は自分でシールタイプのプリンタ用ラベルを買ってきて印刷・キーボードに貼り付けていたのですが、やはり時経つうちに色褪せたり、ずれてベトッとしたり、なんか汚い感じになってしまいました。。
きれいにキーボードを使ってロシア語タイピングをしまくりたい方は以下のような専用のラベルを使うのがおススメです。
ちなみにGoogleTranslateでは、元の言語のところをロシア語に設定してラテン文字でロシア語の単語を入力する(例:Приветをprivetと入力する)と、自動的に単語を予測してキリル文字に切り替えてくれる(幾つか候補を表示してくれることもある)という、ちょっとお節介だけど時々ありがたい機能もついています。
生のロシア語に触れるならネットで映画・ニュース・ラジオ
日本にいながらにして生のロシア語にいつも触れられる環境を作るというのはそうそう簡単ではないですよね。文法書とかフレーズブックについているオーディオを聴いて発音を学ぶのは重要ですが、それだけだとつまらないです。
なので生きたロシア語に触れるなら、インターネットをフル活用してロシア語の映画やニュースを見たりラジオを聴いたりするのがいいんじゃないかなと思います。
自分の好きな映画のロシア語版を探してみるとか、YouTubeで面白い動画を探してみるとか、色々方法はあると思いますが、わたしが個人的にお勧めなロシア語での映画やニュース番組をご紹介しておくのでよかったら見てみてください^^
最近見た映画 The Giverのロシア語吹き替え版Посвященный
オンラインで観れるサイト→ Посвященный
話の筋も難しくないし時間的にもあまり長くないのでいいんじゃないかと思います。なんとなくソ連時代の光と影を映し出しているような感じの映画でした。
ソ連時代の有名なコメディ映画カフカースカヤ・プレーニッツァ
кавказская пленница (ページ内で少し下にスクロールすると出てくるСмотреть онлайнというボタンをクリックすると見れます)
ロシア人なら知らない人はいないソ連時代の有名なコメディ映画、ロシアの人々に超愛されてきたШурик(シューリク)という青年を主人公にしたシリーズの一つです。
この映画のシーンを題材としたお笑いとかもよくあるし、普段の会話の中でкавказская пленницаのあのシーンが・・・・みたいな感じで話題に上ることもあり。
内容は、さして笑えるわけではない分かりやすすぎるラブコメディ(苦笑)ですが、これを知らないと、この中のシーンがネタになって会話に出てきたときに全くちんぷんかんぷんになり自分だけ笑えないという悲しい思いをします。
ソ連時代の人の暮らしやメンタリティがよく分かる映画なので一度見ておいて損はないと思います。あまりロシア語が分からなくても話の筋は大体わかります。
ソ連時代のコメディ映画ではこちらの2本もオススメ
「イワン・ワシーリエヴィッチ」 Иван Васильевич меняет профессию
現代(ソ連当時)に住む3人が誤ってタイムマシンでイワン雷帝(超残虐で冷酷な帝政時代の支配者)の時代に移動してしまったというシナリオから始まる映画。そのあとの流れは観ていれば大体わかります笑
「ブリリアントヴァヤ・ルカー」 Бриллиантовая рука
「ダイヤモンドの腕」という意味のタイトル。あまり書くとネタバレになるので見て楽しんでみてください。分かりやすい筋ですが最後が意外にあっと言わせるオチになっています。
ロシア語のニュースならファーストチャンネルで
主人が毎日必ずチェックしているニュース番組。
ニュースなだけに内容は難しいですが、日本の報道からは絶対に知ることができないような内容も報道されているのが面白いです。
コーヒーブレイクに。ラジオ番組でロシア語の音楽を聴いてみる
ロシアの最近の音楽を楽しめます。個人的にはあまりロシアンミュージックは好みではありませんが、公共バスとかに乗っていると大体いつも音楽がかかっていて、時々いいなと思う曲もあったりします。コーヒーブレイクに聴いてみてください。
http://streema.com/radios/genre/Russian
私がロシア語を話せるようになるまでを振り返ってみた
私のロシア語との出会いはかれこれもう10年以上前、大学に入学し、さて第二外国語を選ぼうという時でした。当時はスペイン語に興味があったのですが、残念ながら通い始めた大学が工業系だったせいか、普通は中国語・フランス語・ドイツ語の次に来そうなスペイン語はなく、代わりにロシア語という選択肢でした。
中国語は漢字が苦手だし、フランス語・ドイツ語はみんな選んでるし・・・ということで、当時の私には全く未知の「ロシア語」の世界に飛び込んでみることにしました。
といっても、専攻は建設系なので、ロシア語はほぼお遊びみたいなもので、特に真剣に勉強していたわけではありません。
案の定、受講者もごくわずか、最大3人程度の超個人レッスンが受けられる環境で、教授とコーヒーを飲みながらレッスンを受けるという、まさに私にとってはコーヒーブレイク的なひと時だったのを思い出します。
そんなゆるゆるのレッスンで、しかも内容は会話ではなく文法を中心としたものでしたから、「ロシア語で何か喋ってみて」と言われても、「Здравствуйтеこんにちは」とか「Покаまたね」くらいしか思い浮かばないという始末。。
ただ、言語そのものへの愛着というのはその大学時代に育ったなと思います。英語とはまた一味違う独特なアルファベットや発音がなんとも格好よく感じてしまい、いつかロシア語を話せるようになったらな~なんていう思いは卒業後も残っていました。
就職してからは一時期全く離れてしまったものの、モスクワ・ペテルブルグ旅行などがきっかけで、ロシア語への思いが再燃。時間の合間を縫ってオーディオを聴いてみたり個人的に勉強をぽつぽつと始めました。
本格的なロシア語学習は、現在住んでいるカザフスタンで長期滞在(留学)を始めてからです。家を一歩出ればすぐにネイティブのロシア語が聞こえてくるこの環境では、実践実践の日々。
通っていた現地の大学でも文法は教えてもらったのですが、ロシア人に教わるロシア語での授業。テキストは英語とロシア語のみ。
この状況で、以前に日本でポツポツと勉強していた文法や基本単語が生きてきたのでした。日本で日本語で文法も何も学んでいなかったら、現地での勉強はあまりにつらかったと思います。
ささやかながら自分の脳に入れておいた知識に、現地でのサバイバルな実践が組み合わさって、周りの人からは半年後には「話せるようになったね~」と言ってもらえるようになりました。
とはいえ、本当の意味でネイティブの会話が苦労なく分かって、話せるようになったな~と自分でも思えたのは現地に滞在して3年たってから。
まあ今もよく格変化とかしょっちゅう会話の中では間違えてますが・・・^^;
振り返ってどうやってここまで習得してきたのかな、と考えると、結局行き着く結論は「あれこれ試しながら取りあえずやめないで続けてきた」っていうことに尽きると思います。
ネイティブがまわりにいたから身につけられたんでしょ、って思う人もいるかもしれません。確かに環境的にはもちろんそのほうが断然いいにきまってますが、だからと言って何もしなかったら(ただ住んでるだけだと)成長はできないと思います。
日常の買い物とか生活で必要なフレーズは本当に限られているので、意識的に自分から関わる環境を作らないと何となく生活できている(=話せている)みたいな感覚に陥って成長が止まる危険性もあります。私の場合、英語は留学とか全然しなかったですが、日本での英会話スクールとアルクのヒアリングマラソン4年間のおかげで、割と使い物になる英語が身に着いたと思っています。
なので、環境がいいとか悪いとかに関係なく、積極的に色々試しながら吸収していくというモチベーションことが語学習得には一番大事そうですね^^
現在ロシア語を始めようとしていまして、参考書と電子辞書の選定中です。変化も、電子辞書ならキー3つ(シフト+ジャンプ+K)でスグに表を呼び出せるというのは本当でしょうか?
実際に近くの電化製品店でしたのですが、できませんでした。カシオ 電子辞書 エクスワード 追加コンテンツCD-ROM版 コンサイス露和 同和露辞典 XS-SA13Aを買おうかなと思っています。カシオ 電子辞書 エクスワード ロシア語モデル XD-K7700も欲しいですが、お金の都合上考えどこです。貧乏学生ですので。後無料の露英、英露、露露はないでしょうか?
スペイン語もやっていますがhttp://www.dept.edu.waseda.ac.jp/foreign/spanish/のようにロシア語はあまり参考書や文法書がなく、https://www.nucoop.jp/book/dict_ro.htmlも売っていない本は多いです。
それと文法書でいいのはないでしょうか?
田中さん、初めまして!
電子辞書はモデルによって違うのかもしれませんが、露和辞典を使用状態にしてシフト+ジャンプまで押すと付録のメニューがでてきます。私のモデルではKを選択すると変化表がでます。もしすでにカシオの電子辞書をお持ちなら、わざわざロシア語モデルを購入しなくても追加コンテンツで十分ではないでしょうか。確かに電子辞書はお値段が張りますよね。
無料の辞書は…そうですね。。英露、露英ならGoogle Translateで調べても基本単語ならひどい訳にはならないかな思います。露露は「オジェコフ」(電子辞書に入っています)以外、あまり聞いたことがない(現地でも)です。
ただ、「現在ロシア語を始めようと…」している段階でしたら、まだ辞書は購入せずに、まず文法書と会話表現集を一冊ずつ購入して始めるのでもいいように思います。
文法書は、こちらの記事でも紹介している「標準ロシア語入門」が私は一番わかりやすかったですが、書店で何冊か見比べてみるのもいいかもしれません。
また何かありましたら遠慮なくコメントorお問い合わせくださいね。ではロシア語の勉強、がんばってください! YUNA
YUNAさん 初めまして。小生、数日前からNHKのロシア語講座を始めたばかりですが、この夏ごろにモスクワを旅行しようと思っております。ついては、集中してロシア語を学ぼうと、YUNAさんのお薦め教材3冊と辞書類(電子辞書と英露辞書)を早速注文しました。ex-wordを長年使っていますので、コンテンツを追加します。ロシア語のタイピング練習にも取り組みます。モスクワには以前トランジットで降りただけですが、ベオグラード・ドブロブニク・スプリットを33年前、中東駐在中に家族旅行したことがありますよ。YUNAさんのコラムを今後も楽しみにしております。御自愛ください。
西川さん、初めまして!メッセージをありがとうございます。
モスクワは10年近く前に4月の始め頃行ったことがあるのですが、まだ寒くてもう少し暖かい時期のほうが色々楽しめたのではないかと思っています。夏ごろは一番よさそうですね。
インターナショナルに仕事をされているようですので、きっと語学にも堪能なのではないかと拝察いたします。旅行の計画、そしてロシア語の勉強、どうぞ楽しまれてください。