生まれて初めて国境に置き去りにされた件(セルビア~マケドニア)

何回やっても慣れることがなく、いつも不安な気持ちになるのが、陸路での「国境越え」です。今いる国の国境でパスポートを渡して「出国」スタンプを押してもらい、そこから50メートルくらい先の隣国の国境でまたパスポートを渡して「入国」スタンプを押してもらう、というシンプルなプロセスではあるのですが、我が家にはたいていの場合ドラマが待っています。

この記事を読んでいる日本人の皆さんと同様、私は「世界一自由なパスポート」ともいわれる日本のパスポートを持っているため、大抵の国にビザなしで入国することができます。が、カザフスタン国籍を持つ夫の場合はそうはいきません。

この夏も、セルビアからマケドニアを通って、アルバニアへ旅行するという計画を立てた私たちには、旅の初めからトンデモな出来事が待っていました。

セルビアからマケドニアへ

去年の夏にマケドニアのオフリト湖で休暇を過ごし、風光明媚な場所が気に入った私たちは、今回海のあるアルバニアに行くついでに、オフリト湖近くに一泊しようという計画でいました。

バルカン半島を旅行する人は、各国を回ることが多いので、コソボを除いてセルビア→マケドニア→アルバニア→ボスニア・ヘルツェゴビナ→クロアチア、あるいは、その逆ルートでぐるっと周る人もおられると思います。今回計画していたのは、そういうバルカン一周旅行の一部だけを切り取ったようなセルビア→マケドニア→アルバニアの旅でした。

待ちに待った8月末。既に宿もBooking.comにて予約済み、バスのチケットも購入済み、あとは現地に行くだけ!そして出発!

セルビアの首都ベオグラードを夜12時に出発し、翌日の午前9時にはオフリトにつく長距離バスの利用です。すでにオフシーズンのため、オフリト行きのバスはガラガラで、ゆったりとした気持ちで出発し、まどろむこと数時間。午前4時か5時ごろには、すでに国境まで来ていました。

眠気眼でバスから降り、セルビアの国境にて出国スタンプを押してもらい、バスの中へ。数十メートル先のマケドニアの国境では、バスの運転手さんが皆のパスポートを集めて、まとめて入国スタンプを押してもらいにバスから降りていきました。

数分後、警察がバスに入ってくるなり、私の夫の名前を呼びます。夫は警察官とバスの外に降りていきました。

「いったいなにが!?」という思いがこみ上げる中、待つこと15分…。でもこの時点では、マケドニアに入国するのにビザがいるなんてことは全く思いもよりませんでした。去年はビザなしで普通に入国できていましたし、最近の夫は(過去の色々な経験から)国外に出るときは必ずビザ情報を確認するようにしているからです。

15分後、戻ってきた夫は「マケドニアに入るのにビザが必要になったらしい。」と…。

これまでは、国境まで来る前に(=旅の直前に)ビザが必要だった!と気づくケースか、国境でビザ不要なのに「ビザが必要だ」とか難癖をつけられて揉めて、結局大丈夫だった!というケースかのどちらかだったので、まさに国境まで来てストップがかかるのは初めて。

一瞬のどの詰まりました。この先は夫は入国不可=私だけ先に進む意味なし=二人でここでバスから降りることに。。

バスの運転手さんは「すごく残念だ」と申し訳なさそうに、私たちの荷物をバスから降ろし、そしてバスはマケドニアへと入ってきました。

夫が国境で聞かされた情報によると、つい2か月弱前に、カザフスタン国籍の人にはマケドニア入国にビザが必要ということになったばかりで、夫の前にも一人、カザフスタンの人が同じように国境で追い返される羽目になったとのこと。在セルビアの日本大使館ならこういう情報はすぐにメールで告知してくれるでしょうが、カザフスタン領事はそういうことは基本してくれません。夫は、旅の計画をしていた2カ月前にビザのチェックをして、大丈夫だと思っていたとのこと。このタイミングで…

※今、マケドニアでは「北マケドニア共和国」に国名を変更するかどうかでいろいろ政治的な動きがあります。個人的にはこれが今回のビザ要求の変更へとつながったのでは…という気がしています。(本当のところはわかりませんが)

 

国境で降ろされた私たちのその後

まずは、マケドニア側の国境でバスから降ろされたので、とぼとぼ50メートルほど歩いて、セルビア側の国境へ。いわゆる高速道路の料金所みたいな感じで、たいていの人は車の窓を開けて、窓口の警察にパスポートを渡し、スタンプを押してもらって先に進みます。私たちはそんなところを、歩きで窓口まで来て、パスポートにスタンプを押してもらう…という、変な人たち。

無事にセルビア側に入国し、その辺に立っている警察(警備員?)の人に、「ベオグラード行きのバスはいつ来るか?」と聞くと、「1時間後くらいに一台来るはずだ」と。「ちょっと先のガソリンスタンドに行けば座ってコーヒーも飲めるよ」と親切に教えてくれたのだが、「ちょっと先」は見たところ重い荷物を持って歩いて15分くらいかかりそう。万が一、バスが早めに来て乗り遅れたなんてことは避けたいので、その辺にある木の板に腰かけて待つことに。

もうこの時点で、私は「今年はアルバニアでのシーフード三昧は夢の泡。。セルビアの温泉にでも行ってゆっくりするか」と考えていたのですが、夫は何としてでもアルバニアに行く気満々。モンテネグロは確実にビザなしで入れると確認できたので、まずは一旦、ベオグラードの家に戻って、数時間仮眠して、夜にモンテネグロ経由のアルバニアに向けて再出発することになりました。

そして待つこと約1時間半。朝の6時半ごろだったと思いますが、「1時間で来る」と言われたバスは、30分も遅れてようやくやってきました。ちょうど、バスから皆、一度降ろされて入国手続きしていたので、それを待つバスの所まで急いで行って、「ベオグラードまで2席あるか?」と聞くと、「ある」とのこと。

「よかった、これでせめてベオグラードに帰れる。」と心の中で静かに喜びつつ、バスに乗り込んだのでした。

夜の12時に出発して、国境で早朝に起こされ、戻りのバスにのってベオグラードに戻ったのが昼の12時ごろ。ろくな睡眠もとれないバスの旅はなかなかハードでした。それでもまたこの日の夜に再出発しようとしていた私たちは、いったいどれだけアルバニアに行きたかったんでしょうね。。。

 

この記事で何が書きたかったのか…と、ここまで書いて今さら思いますが、これまでも「国境で降ろされたらどうなるんだろう…」と思うことが時々あって、それがこの時に現実になってしまったのですが、まぁそんなに怖いことは何もなくて、ただ単に余計な出費と時間とエネルギーが消費されるだけだった、ということが分かったので、それを書きたかったんだと思います。

実際にアルバニアのデュラスに行った感想はこちらに書いていますので、暇を持て余している方は読んでみてください。ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

※記事最初の写真は、セルビアかマケドニアの田舎の写真。去年マケドニアに行くときに取ったものです。バスで移動するとこんな風景をよく見かけます。

アルバニアの海沿いの街ドゥラスはシーフードのイタリアンが格安&めちゃ旨な穴場スポットだった

この夏の終わりに、セルビアの隣国の隣国、アルバニアのドゥラス(Durres)という場所に行ってきました。セルビアとアルバニアは歴史的、民族的な背景からあまり関係が良くなく、セルビア人で夏の休暇にアルバニアの海に行くなんて言う人はほぼいません。他のヨーロッパ人と変わらず海好きなセルビア人ですが、ギリシャに行く人たちが70%くらい、そのほかの人たちはモンテネグロ、トルコ、クロアチアなどに足を運びます。

そういう環境に住んでいるので、去年くらいまでは「アルバニアに旅行する」なんて考えたこともなかったのですが、セルビアに住む知り合いのロシア人家族の一言で一気にその考えが変わりました。

彼らはセルビアナンバーの車でアルバニアに行き、何の問題もなく旅行を満喫して帰ってきたとのこと。人々はとてもフレンドリーで、治安も悪くないし、海鮮が安くて美味しい、海がきれいなどなど、まさに「べた褒め」

その話を聞いてから、何となく「アルバニア」という場所が気になり始めたのか、ほかのロシア人もアルバニアに旅行に行ってすごくよかったと言っているらしい話が色々聞こえてくるようになりました。

本当はモンテネグロの海沿いにも行きたかったのですが、シーズン中のモンテネグロの海岸沿いは宿が高いし、モンテネグロの人は自分たちではあまりシーフードを食べる国民ではないせいか、モンテネグロにいってシーフードがおいしかったとかいう話もあまり聞こえてきません。(実際は美味しいのかもしれませんが)

内陸国かつ肉好き魚嫌いが多いセルビアで、新鮮でおいしいシーフードに飢えていた私は、アルバニアの海にどうしても行きたくなっていました。

 

遠かった…でも美味しかった!

しかし、アルバニアは遠かった…。詳細は別の記事に書こうと思いますが、予定していたマケドニア経由で(マケドニアで一泊して)アルバニアに行くという計画がダメになり、モンテネグロを通ってノンストップでアルバニアに行くことになったのが「遠かった」「疲れる長旅だった」と感じた大きな原因です。

夜の23時にセルビア、ベオグラードを出発して、モンテネグロの首都ポトゴーリツァについたのが朝の9時。夜行バスですが、日本のようなラグジャリーな夜行バスではなく、普通に座っていく長距離バス。しかも満員御礼で足を延ばす場所もろくにない、まさにエコノミー症候群の一歩手前くらいの状態でモンテネグロにつきました。

バスステーションでドゥラス行きのバスのチケットを頼むと、午後1時に出発とのこと。バス乗り場に隣接するカフェで時間をつぶすこと4時間。

ようやくアルバニアに向けて出発、ドゥラスまで直通のバスかと思ったら、アルバニアに入ってすぐごろに別の長距離バスに乗り換えさせられ、さらにアルバニアの首都ティラナで小さなミニバンに乗り換え…。宿についたのは18時ごろでした。

以下が、今回通ったルートです。およそ620キロの道のり。
地理的にはこんなに近いのに1日半の旅…。1日半あったら、ベオグラードから日本の実家まで帰れるよ…と思ってしまった。

しかし、ドゥラスのシーフードは、期待を裏切りませんでした。そんな長旅をしてでも「来た甲斐があった!」と思えるおいしさと安さ!

 

ドゥラスでイタリアンが美味しい訳は…

地図を見ていただくと分かりやすいですが、アルバニアはアドリア海をはさんでイタリアの対岸にあります。そして実はこのドゥラスという町は、イタリアのバーリという町と船でつながっています

そのため、結構イタリアからもドゥラスを訪れる人が多い模様。アルバニア自体はセルビアと比べても「貧しい国だな」と思ってしまう雰囲気が至る所に見られますが、ドゥラスの特に船着き場から中心地あたりは、おしゃれなカフェやレストランもありました。(以下の写真は町中の様子)

ドゥラスの海岸は広くて、砂地、海の水もきれいで浅瀬がけっこう続くので、「子供連れの観光客にぴったりな」という感じの場所です。ありとあらゆるヨーロッパの言葉が聞こえてきました。(9月に入ってオフシーズンだというのに人が多い…)

 

そんなドゥラスですが、イタリアとつながっていて、イタリアからの訪問客もいるからこそ、イタリアンレストランが至る所にあり、もちろん海沿いの街ですから、毎日新鮮な魚介類が獲れるわけで、美味しいシーフードのイタリアンが食べれる!ということです。

もちろん、シーフード以外のピザなどもとても良かったです。また、露天のアイスクリーム屋さんもそこら中にありますが、味も本格的で、こういうところにもイタリアの影響があるのかな~などと思いました。

ちなみに、アルバニア料理はどうなのか…というと、「ブレク」という、薄い生地が何層にもなった中にチーズやお肉、ホウレンソウが入ったパイっぽい感じの食べ物は本場だなという感じで、美味しかったです。(ファストフードのお店でも、どこでも売ってます)

でも幾つかのアルバニア料理のレストランで食べたのは、日本人にはどうかなぁ…という感じでした。夫はシチューみたいなのを頼んでおいしいと言っていましたが、私は同じ値段を払うならイタリア料理のほうがいいなと思った次第です。でもレストランによりけりだと思うので、アルバニアに行く機会があったら一度挑戦してみてもいいと思います。

 

ドゥラスのおすすめイタリアンレストランBEST3

滞在中にいろいろ行った中で、今でも記憶に残る料理を提供してくれた3つのレストランをご紹介します。

Restaurant Piazza

公式サイト:http://www.restorantpiazza.com/

観光客でにぎわう海岸沿いではなく、船着き場に近く、街の中心地に位置するレストラン。ウェイターさんにもイタリア人がおり、レストラン内の雰囲気、サービスともに洗練された感じです。一見「値段高めのレストランなのではないか…」と不安になった私たちですが(笑)、いたって良心的な価格です。日本のファミレスと同じくらいの予算でおなか一杯になるくらい食べれると思います。

軽めの昼食ということで、私たちが頼んだのは、魚のスープとボンゴレビアンコ。一見するとなんてことないポタージュスープですが、スープは魚の旨味がぎゅっと詰まっていて、全く魚臭くなく、最高の味!でした。

ボンゴレの味も絶妙で、久しぶりのアサリ!!とにかく幸せな気持ちになる味です。長らくシーフードを食べていなかった私は、「新鮮な魚介を使うとこんなにおいしい味になるのか…」と改めて感心してしまいました。

ドゥラスにもし行く機会があったらこのレストランには絶対に行ってほしい、おすすめNo1の場所です。場所は、ドゥラスの中心地から南側へ、海沿いに出たあたりにあります。

 

Bar Restarurant Spiranca

シーフードリゾットが激ウマだったレストラン。ちゃんと「リゾット米」が使われていて、ほんの少し芯が残りながら、固くない絶妙な噛み応え、そしてシーフードのブイヨンスープとの味わいが素晴らしいリゾットでした。私の父は釣りの趣味が高じて、釣ってきた魚でイタリア料理を作ることにはまってしまい、現在はお客さんを呼んではかなり本格的なイタリア料理を作ってふるまっているような人なのですが、このリゾットは父親にも味見してもらいたいと思えるくらい良い一品でした。

しかも、超リーズナブルプライス。リゾットやパスタは500円前後で注文できます。食べるのに夢中になって写真を撮るのを忘れてしまった…。

場所は、ドゥラスの海岸と並行する大通りに位置しています。

 

Queen Pizzeria

滞在中、3回も足を運んだレストラン。Google mapのレビューを見ると、ピザが美味しいレストランという感じですが、ピザは評価通り、ピザ以外も色々美味しかったです。

白身魚の丸焼きとか、つまみのイカフライとか…。普段から海鮮に囲まれている日本人ならば、「まぁこんなものか」くらいかもしれませんが、セルビアではどう頑張っても、鮮度が落ちてそこまで美味しいものが食べれないので、私としては大満足でした。

サラダからパスタ、ピザまで、どれもボリュームたっぷり。リーズナブルな価格。二人でおなかいっぱいになるサイズのピザが800円くらいで食べれます。(ピザはどう頑張っても食べきれなかったので残りをテイクアウトしました。)

場所はドゥラスの海岸のちょうど真ん中あたり、海岸に並行する大通り沿いにあります。

 

番外編:イタリアンではないが…ドゥラスで寿司が食べれると人気のレストランGusto di mare

アルバニアで寿司が食べれる!!?と驚きましたが、かなりの高評価だったので、行ってみました。さすがに純日本の寿司という感じではなく、写真のような、サーモンとチーズの巻きだったり、ウナギの巻き寿司にはパン粉がちりばめられていたり…と、ヨーロッパ人のテイストに合わせた寿司なっていますが、やはりネタが新鮮なだけあって良い味でした。

パン粉がのった寿司は初めて食べましたが意外と触感もよくて、いけます。価格はこのボリュームで1600円とちょい高めですが、満足度は★5つ。おそらくですが、季節やその時に取れる魚によって出てくるものが違うのではないかと思います。

場所は、一番最初に紹介したRestaurant Piazzaからさらに西側に向かって海沿いを歩いて行ったところにあります。たくさんレストランが並んでいる中の一つです。

 

アルバニアというと、なんだか物騒なイメージがあるかもしれませんが、人々はとても親切で、宿やレストランでのスタッフの対応もどこも気持ちの良いものでした。海や街自体は、さほど写真映えするような場所ではありませんが、アルバニアの南部の海岸沿い、ギリシャにほぼ近いあたりはもっと風光明媚だと聞いています。

セルビアからは近いようで本当に遠かったので、またいつ行くか…という感じですが。。日本からわざわざアルバニアまで、そしてドゥラスまで足を運ぶ機会があったら、ぜひおすすめのレストランで美味しい料理を楽しんでください。

オフリド湖で泳ぐ

二度目もやっぱり良かった!マケドニアの世界遺産オフリド。今回は泳いできました

長期滞在中しているセルビアの隣国、マケドニアとアルバニアの堺にOhrid(オフリド、またはオフリト)という名前の湖があります。去年の9月に初めて訪れたのですが、予想外に良かったので、「マケドニアの世界遺産、透明度高く輝くオフリド湖と旧市街は美・安・旨がそろった二度行きたい名所」という記事を書きました。

去年はちょっと時期を外してしまい寒くて泳げなかったのと、夫の帰省中に友達と出かけていたというのもあり、まだオフリドを見たことのない夫を案内すべく、また今回*こそはあの湖で泳いでみたい!という思いで行ってまいりました。

注*:「今回」と書いていますが、これは今年の夏の話です。すでにだいぶ寒い11月ですが…今の今まで記事に書けなかったもので。。あしからず。。

なんてことない旅行記ですが、写真を多めに入れているので、このあたりの旅行を考えている方は雰囲気がつかめるかなと思います。

夏真っ盛りの7月半ば、オフリドへ

マケドニア出身の友達に「オフリドは海と違って湖、しかも山に囲まれた盆地だから、水温が上がる時期が短い。7月の初め頃からシーズンになって8月後半にカラスが水浴びし始めたらもう泳げなくなるよ」とのアドバイスをもらい、今回はしっかり夏真っ盛りの7月半ばに計画。

セルビアはちょうど猛暑が始まって40度近くなるころ、私たちはオフリドに向かって出発しました。セルビアの首都、ベオグラードからオフリド行きのバスに乗って9時間の旅です。

夜12時に出発し、現地の朝9時に到着する夜行バス。日本の長距離バスみたいなリュクスなのではなく、いわゆる「普通の」長距離バスです。飛行機のエコノミーに9時間のるのと同じような足パンパンになっちゃう感じの旅です。途中2回トイレ休憩&国境越えの時に歩けるだけいいですけどね。。

 

国境越え

ベオグラードから南下して、明け方、薄明るくなるころに国境に到着。海を越えないと他の国に行けない日本に長く住んでいた人間にとっては、この陸続きの国境っていうのが未だに何とも不思議だったりします。

見た目はちょっと大きめの高速道路の料金所みたいな感じで、まずはセルビア側の通関から出国手続き。そしてそこから数十メートル行ったところにマケドニア側の通関で入国手続き。

カザフスタンにいたころは入国、出国のたびに顔写真を取られたり、大した所持金もないのにイチイチ「お金はいくら持っているのか」と聞かれたり、何だかいつも居心地が悪かったので、いまだにその名残で国境越えはドキドキしてしまいますが、何事もなく無事通過。そしてやたらと引っ掛かりやすいカザフスタン国籍のパスポートを持つ夫が何事もなく出国・入国できたのもほっと一息。。

 

オフリドは小さなマケドニアの中でも南西に位置しているので、マケドニアに北から入国するとさらに4時間くらいバスを走らせる必要があります。

セルビアの南部もそうですが、マケドニアも田園風景や自然豊かな山間を楽しむことができます。

マケドニア旅行 バスからの眺め マケドニア旅行 バスからの眺め

 

オフリド到着、宿まで

午前9時ごろにバスターミナルに到着。前回は一緒に行った友達の友達が現地の子でほぼまかせっきりだったのですが、今回は夫と二人。ここから予約したアパートまでどうやって行くか…、どれくらい英語やセルビア語が通じるものか…と若干心配していました。タクシーにぼったくられないかなとか、これはいつでもどこでも不安材料。。

タクシーの運転手さんに「この住所まで行ってほしいんだけど幾ら?」と聞いたら「150ディナール」(100マケドニアディナール=200円程度!)だと。凄い物価安

しかも、「マケドニアの通貨がまだないんだけどどうしたらいいか」といったら、「このバスターミナル周辺にはATMも両替所もないからまず中心部に寄ってユーロを両替しよう。でも中心部まで行くと200ディナールかかるよ」と。

「150でも200でも、そんなにお安くてありがたい!」と思いつつ、無事、レートの良い両替屋さんに行くことができ、アパートまでも無事同着。しかもアパートのオーナーの電話番号を伝えると、自ら電話して「ほら、お宅のところのお客さんが到着したよ」と伝えてくれた。

こんなちょっとしたホスピタリティ溢れるタクシーの運転手さんに出会って、早くも「この旅はきっといいものになるだろう」と勝手に予感(笑)

 

そして、オーナーのおじさんがタンクトップでお迎え。私が日本人だと知ると「オ~!ヤパ~ン!!」と言いながらハグして歓迎してくれました。必要以上に(?)気さくな方でしたが、こういう貸しアパートはホテルとは違うフレンドリーさが結構好きです。近くのスーパーはどこにあるとか、おススメのビーチはどこにあるとか、色々教えてくれました。

今回泊まった宿はキッチン付きの一部屋のアパート↓

Booking.comで評価が高かったので予約しましたが、キッチン用品からアイロン、ドライヤーなど、必要なものが一通り揃っていて、静かでいいところでした。ベッドのマットレスが若干硬めですが、一日歩き回って泳いでの後なのでぐっすり眠れました。

→ Apartments Magnolija

 

さて、詳細な情報を長々と綴ってしまいましたが、とにかくオフリドは旅の最初からフレンドリーな人が多くて、気持ちよく滞在できるというのを今回も感じました。

 

オフリド湖で泳ぐ

早速到着した日、昨年のリベンジ、ということで湖に行って泳いでみることに。

先回は気温20度前後と寒かったため、中心部から近い湖畔しか見なかったのですが、実は、湖に沿ってぐるっと、いろんなビーチがあるということが判明。

ビーチといっても、砂であるところはほぼなく(あるとしたら多分人工的)基本は小石があるか、あるいは、デッキが足のつかないくらい水位のところまで伸びていて、はしご(orジャンプ)で湖に入るか、という感じです。

そう聞くと「ええ~白い砂浜じゃないの」っておもっちゃいますが、白い砂浜じゃないのも意外といいものです。砂がまとわりつかないし。

私たちは白いデッキがあるカフェにいって、湖を見ながら太陽の光を浴び、マケドニア製のコカ・コーラとコーヒーを頼んで、しばらく横たわって旅の疲れをいやしました。

場所代とかは取られなくて、何か飲み物を注文すれば好きなだけチェアで過ごせる。しかも飲み物もバカ高くない。二人で4種類飲み物を頼んで600円くらいでした。

気温35度以上。暖かくて綺麗な空気と風景が心地よい。

こんな感じ↓

オフリド湖畔 オフリド湖畔 オフリド湖で泳ぐ

デッキから降りると足が若干つくかつかないくらいかの深さ。とにかく透明度が高い。(水底の石にコケが生えているのもしっかり見えるので、最初足が付くところでも立つのに勇気がいりましたが、意外とあの感触は大丈夫な感じです。海で海藻がまとわりつくよりは…)

湖の水は冷たいとよく言いますが、さすがに35度以上まで気温が上がると、水温も十分上がっています。

 

マケドニアのコカ・コーラは美味しいという夫。瓶入りだからっていうのと、まぁ確かに水はいいかもしれないけど…80%は気分的な問題でしょう(笑)

 

シーズンであるにもかかわらず、人が多すぎないのも魅力。周りの人の話す言葉を聞いていると、ヨーロッパ各地からの旅行者がいることが分かります。やはりバカンスといえば海、なので湖にはさほど人であふれることはないのかもしれません。静かなバカンスを過ごすには穴場だと思います。

基本、湖畔はどこでも泳げるような感じで、他にもこんな場所がありました。 オフリド湖畔オフリド湖畔

そんなに水が好きとか泳ぐのが好きというわけではないのですが、泳げる場所に来たのに寒くて泳げないっていうのは何だかやっぱり悔しかったので、今回、冷たくなくて綺麗な水の湖で泳げたことに満足。

 

ボートでの移動~旧要塞~旧市街の散策

さて、オフリドのよいところは、泳ぐか日に焼けるか、という選択肢しかないビーチとは違って、旧市街を散歩したり、要塞まで登ってみたり、と他にもやれることがあること。

二日目には小型のボートに乗って昨年行かなかった崖の裏側から頂上の要塞に行ってみることに。ついでに湖側からの街の様子(↓)も見れます。

オフリド湖畔

崖の反対側に来てみると、人がまずほぼいない。そして水がさらに綺麗。カヌーを楽しむ人たちも見かけました。

そこから要塞跡まで続く歩道を登っていくと、なんともいい感じの景色に遭遇しました。
エメラルド色の湖とそれを囲む低い山々の風景が印象的です。

少し上っては写真をとり、また少し上っては新たに見える景色に「オォー!」っと感動してまた写真を撮って…となかなか頂上にたどり着けない風光明媚な場所です。

そんなこんなで旧要塞に到着。

この日も気温35度以上。昨年の曇りがちな中での眺めも情緒あって素敵でしたが、今回は太陽がさんさんと降り注ぐ中での要塞跡からの眺めもやはりいい感じでした。

実はこの要塞の他にも、街の中に旧ローマ帝国時代からの劇場跡があります。本当に住宅街の中にあるので、前回は全く気付かなかったのですが、今回入っていってみると(無料)、なんとコンサートの準備をしていました。いまだに使用されているというのにも「さすがローマの建築」と思ってしまいます。

ローマ劇場

旧市街はどこもこじんまりとした住宅に狭い石畳の道、色とりどりの花が植えられていて、良いお散歩コース。
お土産屋さんも色々あって値段も手ごろなので立ち寄ってみるといいと思います。

夕暮れどきもまた情緒あふれる感じでした。日が暮れて暑さが引いてくる8時以降からは、いったいこんなにたくさんの人がどこにいたんだ?と思ってしまうくらい、湖畔のプロムナードやレストランが人々で賑わっていました。

オフリド湖畔 夕暮れ

フレンドリーでホスピタリティ溢れる現地の人々と、美しい自然、情緒ある旧市街での休暇は、4日間と短かったものの、ゆっくり心も体も休まる一時となりました。

 

おまけ:マケドニアの首都、スコーピエ

首都なのにおまけと書いてしまって申し訳ないのですが、スコーピエという街は何とも理解しがたい街です。オフリドの後、2日間だけ滞在したのですが、今回もやっぱり違和感が残ってしまう訪問となりました。

スコーピエ アレクサンドロス大王像

 

旧ユーゴスラビア連邦が崩壊してからほぼ20年くらいの間に首都の中心部の建設計画が始まったそうなのですが…

一見ヨーロッパ調の格式高そうに見える美術館なども、近くで見ると何だかチープな感じがしてしまったり、さほどスペースのないところに異様に大きな彫刻像があって圧倒されたりスケール感が狂うような感じです。

スコーピエ 美術館 スコーピエ 中心部

スコーピエ 美術館 

でも写真だとあんまりわからないですね…。行くとガッカリなのになぜか写真映えする街。。。

ただ、スコーピエにはトルコの影響が強く残っていて、美味しいトルコ系のスイーツが食べられたり、トルコ産の洋服や靴などの掘り出し物があったり、ショッピング&グルメはわりといいかなという感じです。オフリドに行く機会がったらスコーピエに立ち寄って一度見てみるのも損はないと思います。でも2日あれば十分。

長々と書いてしまいましたが、以上、今夏のマケドニア旅行レポート、最後まで見てくださりありがとうございました!

怠惰を極めた国モンテネグロの10の掟が日本人の常識を超えすぎている件

モンテネグロっていう国を知っていますか?

旧ユーゴスラビア連邦の一部であり、2006年にセルビア・モンテネグロ共和国から独立した人口62万人(2013年)ほどの小さな国です。アドリア海沿いの風光明媚な景色が自慢で世界遺産もあり、お金持ちのロシア人がこぞって別荘を持つ観光地でもあります。

モンテネグロ、アドリア海沿いの街コトル

 

私はまだ観光するチャンスがなくて行っていないのですが、飛行機から少し見えたモンテネグロの海岸線の景色はハッと息をのむものがありました。そんな美しい国モンテネグロですが、彼らの国民性についてはある名高い特徴があります。

 

それが怠惰。

 

隣国のセルビア人(自分たちのことを怠け者だと自虐的に呼ぶことがある)から見ても、「モンテネグロ人=怠惰」というイメージはしっかりあるようです。

といっても、私が知っている数人のモンテネグロ人の中には「この人、本当に怠惰だなぁ」と思う人はいないのですし、そもそも「どれくらい怠惰なのか」なんていうのは中々図りづらいもの。人にだってよりますよね。

 

が・・・・去年のある日、夫がぷぷっと笑いをこらえつつ「これはスゴイ」と見せてきたのが

「モンテネグロの十戒」

 

 

十戒って…そんな大そうなものがモンテネグロにあるのかと思いますが、衝撃的なのはその内容。

「本当にモンテネグロ人は怠け者。というよりを怠惰を愛する人たちなのかもしれない。」という気がしてきます。

 

以下が情報源となるサイトにあったモンテネグロ語のオリジナルバージョンとロシア語訳。

モンテネグロには前述のとおり美しい海沿いの土地に別荘を買うお金持ちのロシア人が結構いるようで、ロシア語でのモンテネグロ情報(観光情報から生活事情、モンテネグロ人との揉め事まで)は豊富なようです。ロシア語を勉強している方はぜひ引用元サイトもご覧ください。

 


1. Человек рождается утомлённым, и живет, чтобы отдыхать
2. Люби кровать свою, как самого себя
3. Днём отдыхай, чтобы ночью ты мог спать
4. Не работай — работа убивает
5. Если увидишь отдыхающего — помоги ему
6. Работай меньше, чем можешь, а если вообще что-то можешь, пусть другой этим займётся
7. В тени — спасение. Отдыхая в её объятиях, ещё никто не умер
8. Труд ведет к болезням — не умри молодым
9. Если у тебя внезапно появится желание работать, сядь и успокойся, оно пройдёт само
10. Если увидишь выпивающих и закусывающих — присоединяйся. А если увидишь работающих — немедленно уходи: их нельзя беспокоить
引用元: http://my-montenegro.ru/10-zapovedey/

 

 

そして以下が和訳。

 

1.人間は疲れて生まれてくる。そして休むために生きているのだ。

2.自分自身のように自分の布団を愛せ

3.夜よく眠れるよう日中は休息すべし

4.働くな。仕事はあなたを死に追いやるのだ

5.休息している人を見たなら、助けを差し伸べなさい

6.できるだけ少なく働きなさい。もしできるなら他の人にやらせなさい

7.木陰は救いである。そこで休むものは未だかつて死んだことがない

8.労働はあなたを病いへと導く。若いうちに死んではいけない

9.もし突然に働きたいという願いが沸き起こったなら、まず座り、冷静になれ。そのうちその願いは消えるだろう

10.飲み、食べている人たちを見つけたなら、彼らに加わりなさい。働いている人を見たなら、すぐさま遠ざかりなさい。彼らを邪魔してはいけないのだ

 

 

いかがでしたか?

私は何度読んでも「いやいや…こんな生き方でいいの??」っていう思いと、驚きと笑いが複雑にこみ上げてきます(笑)。

 

もちろん、これはジョークで作られたものではあるのですが、彼らのメンタリティを反映したものであることは言うまでもありません。しかもモンテネグロ人はこの十戒を自分たちの笑いネタとして観光客に披露することもよくあるそうな。

 

セルビア人も「働きすぎは奴隷みたいでよくない」というのがメンタリティに染みついている、という話は聞いたことがあるので、どうもこのバルカン半島の人たちには 「ガツガツ働かずに暮らしている=豊か」 みたいな構図があるのかもしれません。

 

さらなる情報として、毎年モンテネグロでは「怠け者コンテスト」みたいなのが開催されるそうです。

文字通り参加者のうち「だれが一番怠惰か」を競うもので、ただ野外のマットレスに横になり、どれだけ長く何もせずに横になったままでいられるかを競うモノらしい。

2016年10月開催のコンテストについてのロシア語の情報はこちら(コンテストの様子の写真あり)
→ В Черногории пройдет чемпионат по лени

※夫から仕入れた情報によると2016年度は、23時間横になり続けた人が優勝して200ユーロの賞金をもらったとのこと…。スゴイね。

 

ここまでくるともう何も言えません。

 

勤勉が高く評価される日本の真逆のような国が存在するということを知っただけでも人生の収穫ということで。

今年あたりは行ってみたい。未踏の怠惰の国、モンテネグロ。

マケドニアの世界遺産、透明度高く輝くオフリド湖と旧市街は美・安・旨がそろった二度行きたい名所

もう一カ月半前になりますが、9月の初め、セルビア隣国のマケドニアにあるオフリド(Ohrid)という街に行ってきました。この夏初めてその存在自体を知った場所で、多分日本人ならよほど旅行し尽くしたような人が行く場所ではないかと思います。

そんな存在感の薄いオフリドですが、ネットで検索すると「おお~凄い綺麗そう!!!」と他の世界各地の世界遺産に負けず劣らずなテンションが上がる美しい写真が沢山でてきます。実際に行ってみたらエメラルドグリーンの湖とヨーロッパの古い町並みのコンビネーションがとても良かったので記事にまとめてみました。

次の旅先はどうしようかな…と迷っているなら足を延ばしてみるのもいいかもしれません。

オフリドの基本情報

あまりダラダラと書いてもあれなので、ざっくりオフリドの基本情報を箇条書きにすると

  • 歴史が古い:古代ローマ時代から存在する
  • 教会が沢山ある:「マケドニアのエルサレム」と呼ばれたこともあった
  • 湖はおそらくヨーロッパで最も古く、最も深く、透明度が抜群に高い
  • 湖畔その周辺はユネスコの世界遺産に登録されている

という感じです。

場所はマケドニアとアルバニアの堺に位置しています。Googleマップでみるとこんな感じ↓

 

オフリドの風景

湖の周りは緑豊かな低い山に囲われていて風光明媚。写真で見ても湖の透明度が高いのが分かると思います。私が行ったときは青空があまり多くなかったのですが、それでもウーバヴァ!」(=マケドニア語で「美しい」の意味)と思わず口にしてしまいそうなくらい良い景色でした。

きれいに晴れた日はもっときれいに輝くんだろうな~と思いました。

夏は湖で泳ぐ観光客がたくさんいて、ビーチ(砂というよりは小さな丸い石のビーチ)も何か所かあるみたいです。

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実は9月初旬は天気が不安定らしく、「セルビアは26度くらいだから南のオフリドはまだ泳げるだろう」と期待していたら、大誤算。盆地なこともあり、昼間は20度、夜はさらに冷え込みブルブルしていました。。残念。

年によって気温もまちまちのようですが、湖畔のビーチで泳ぎたかったら7~8月に行くのが確実のようです。

 

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お土産屋さんを始め、小さなお店が並ぶメインストリート。オフリドは真珠が名産のようで結構いろんなところで売っています。値段をしっかりチェックし忘れましたが日本よりは随分安かったと思います。その他アクセサリー、洋服なども安くてついでにショッピングも楽しめます。

湖のまわりは緑や鮮やかな花もきれい。

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歩き疲れたら湖畔のカフェで一休み。250円くらいでどでかいチーズケーキが食べれます。上に載っているのはラズベリーソース。

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何て言う名前だったか忘れてしまいましたが写真の白っぽい飲み物は、マケドニア名物の飲み物らしいです。

ちょっとドロッとしていてほんのり甘い感じ。温かいのでも冷たいのでも飲めるらしいですが、日本の甘酒みたいな感じでしょうかね。。チーズケーキと一緒は重かった。。(その隣のクリームたっぷりのラテは私が頼んだものではありませぬ…)

 

マケドニアは水がとてもよく、特にオフリドは水道水が普通に飲んでかなり美味しいです。水が悪いことの多いヨーロッパでは珍しいと思います。水が良い=野菜や果物が美味しい、ということで、普通にレストランで頼むサラダとかが凄く美味しく感じました。レストランの一回一人当たりの予算は平均800円くらい。ちょっと贅沢しても1500円くらいあればたっぷり食べれると思います。素材の美味しい食事を安く楽しめるのも魅力です。

 

こんな風に湖のすぐ脇をウォーキングできるデッキ(写真左側)もあります。

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丘の上の要塞までちょっと急な坂だけど街歩きしながら登っていくとこんな風景が堪能できます。

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実は予想外の寒さで、3日間滞在の予定を1日短縮しマケドニアの首都スコーピエへと避難してしまったので、湖を船で渡っていける名所(スヴェティ・ナウム教会のあたりなど)には今回足を運べませんでした。来年、もっと泳げる温かい時期に再び訪れるつもりでいます。

 

セルビアからオフリドまでの交通

セルビアからは長距離バスか個人の自動車での旅になります。

ベオグラードの長距離バス発着所(中央鉄道駅に隣接)からマケドニアのスコーピエまで6時間で行けるバスに乗り、スコーピエからは4時間ほどでオフリドに到着できます。ベオグラードから夜中に出発してオフリドまで直行する便もあるようです。よほどハイシーズン出ない限りは直前にバス発着所に行って購入するのでも問題ないはずです(もちろん早めに予約できるならそれに越したことはありませんが)。チケット売り場は英語も通じます。

今回は往復で5500~6000円くらいで行ってこれました。

宿はBooking.comなどで予約できます。今回は友人の知り合いのつてで一泊10ユーロ/部屋で借りれましたが、一泊20ユーロ以下で泊まれるアパートメントが結構あります。

→ Ohridの宿一覧

 

オフリドへの日本からの旅

自由な旅が好きなバックパッカーなら、航空券と最初に降り立つ都市のホテルだけ予約して、あとは気の向くままにバルカン地方を回ってみるというのが楽しそうですね。基本的に英語はどこでも割とよく通じるので旅慣れていれば困ることはそんなにないと思います。

セルビアのベオグラードにも時々、阪急交通社さんのツアーで日本人の方を見かけることがありますが、セルビア、マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、そしてアルバニアと、バルカン地方をぐるっと一周まわれるツアーもあるようなので、個人旅行は不安…という方はツアーでぜひ。ローマやパリのような華やかさとはまた一味違ったヨーロッパを体験したい方にはなかなか面白いと思います。