ロシアや周辺諸国、ヨーロッパでは手頃な値段で買えて栄養価が高いということで、普段の食卓によく出てくるビーツですが、最近は日本でも美容に良いNO(エヌ・オー、一酸化窒素)が含まれているとか、抗酸化成分があるとか、ビタミン・ミネラル豊富、などといった美容健康効果の高さが注目されてるようですね。今日はそのビーツを使った簡単で美味しいレシピを見つけたのでご紹介します。
ビーツを使う料理ではこれまでヴィネグレットやボルシチを作っていましたが、どちらも時間がかかるので手軽さがないんです。。
が、このリンゴとビーツのサラダは、ビーツを茹でるのに時間がかかるくらいで、茹であがってしまえばささっと10分くらいで完成します!そして、なんといっても飽きのこないおいしさ。ロシア人の偏食気味の夫も「ン~フクースナ!(おお、美味しい!)」といってお代わりしてくれます。
ちなみに、ビーツを使ったロシア料理といえばボルシチが代表的ですが、実はロシア人はビーツをただ茹でてそのまま(あるいは塩を振って)食べることもよくあるんですよ^^ そのほか、マヨネーズとすりおろしニンニクとあえてピンク色のサラダにしたり、ジューサーでジュースにして飲んだり・・・と色々な食べ方ができます。生ビーツのジュースでは独特の土臭さが残るものの、しっかり茹でたりローストすればその土臭さも無くなり、甘味がしっかり出てくれて断然食べやすくなります。
ということで前置きが長くなりましたが、以下、レシピです!
ビーツとリンゴのサラダ
材料
- ビーツ: 250g(中3~4個)
- リンゴ: 大1個(または中1.5~2個)
- 玉ねぎ: 中1個(半分くらいでもOKです。お好みで調整してください)
- ワインヴィネガー(または穀物酢): 大さじ2
- サラダ油(またはオリーブ油): 大さじ1~2
- 塩・コショウ: 適量
作り方
- ビーツを洗って皮をむかずに鍋に入れて、水をビーツが半分以上かぶるくらい入れて中火にかける。(ビーツは茹であがるのに1時間くらいかかります。できれば小ぶりのものを使うほうが茹であがりが早くなります。大きくても二つに切ったりしないで皮ごと茹でてください)
- ビーツを鍋にかけたらすぐに玉ねぎを薄切りにし、ワインヴィネガーを振りかけて置いておく。
- ビーツを竹串で刺して中まで刺せるようになったら火からおろし、皿に取って冷ます。
- リンゴの皮をむき1cm弱くらいの角切りにする。
- ビーツの皮をむき1cm弱くらいの角切りにする。
- リンゴとビーツと酢漬けにしておいた玉ねぎをボウルで混ぜ合わせる
- 塩、コショウで味をつける(味を見て酸味が足りない場合はワインヴィネガーをさらに足します)
- サラダ油をまわしいれて全体に味がなじむように混ぜ合わせる
出来上がり!
リンゴもほんのりピンク色になって、かわいらしい感じのサラダになります。ビーツとリンゴの甘味に玉ねぎとヴィネガーの酸味が効いて美味しいですよ^^ ぜひ作ってみてください。
オリジナルのレシピ: Салат со свеклой и яблоком