WordPressサイトのサーバー引っ越しならぜった知っておきたいhostsファイルの使い方。 0

WordPressサイトのサーバーのグレードを上げるためにサーバーの移転をするとか、移転のついでにデザインを変更するといった作業は、とてもフレッシュな気分になっていいのですが、切り替え当日だけは困ったサプライズが起きないか、不安になります。サーバーの切り替え作業で予想外のことが起きると、DNSを古いサーバーに戻したり、サイトアクセスを半日以上拒否しなくてはいけなかったり、デザインの崩れたサイトが公開されてしまう…なんていう失態もありえます。。

そんなリニューアル版への切り替えですが、これをやればほぼ100%間違いなくスムーズにできる!という方法がありました。リニューアル版に切り替える前に、リンク切れとかプラグイン設定がおかしいとか、起こりうる問題点をすべて確認し、必要なら修整して、完璧になった状態でDNSを切り替えられます。

何で今まで知らなかったんだろう…と思うくらい、シンプルなことなのですが、備忘録という意味も含めて、この記事に書いておきたいと思います。

 

今回のリニューアルにおける前提条件

サイトの「リニューアル」にも色々あるので、以下のような状況でリニューアルすることを今回は想定します。

  • 既に公開中のWordpressサイト(orブログ)がある → mysite.com というドメインのサイトとする
  • 別サーバー(移転先サーバー)は既にレンタル済みで、そこにリニューアル版を別ドメインで作成している → newsite.comとする
  • mysite.comというドメインでの運営を継続する(つまり、newsite.comというドメインに切り替えるわけではない)

 

私がやっていたサーバー切り替え手順

上記の条件でサーバーを引っ越しする場合、移転先サーバーには新しいデザインでのリニューアル版が完成した状態で、旧サーバーからのDNS切り替え(ネームサーバー変更)となります。

いつも作業はアクセスの最も少ない深夜に行います。そして、以前行っていたのは以下のような手順でした。(分かっている方には「こんな危険なやり方をするか!!」と怒られてしまいそうですが。。)

1.以下のサイトからダウンロードできるSearch&replaceツールを使って、newsite.comのデータベース内にあるnewversion.mysite.comという文字列をmysite.comに書き換える

ツール→ Database Search and Replace Script in PHP
ツールの使い方はこちらの記事が大変参考になります→ WordPressサイトのドメイン一括置換には「Search Replace DB」が良い!

2.mysite.comのネームサーバー(DNS)を移転先サーバーのものに書き換える

3.数時間もたてば切り替えが完了するので、newsite.comから切り替わったmysite.comの表示を確認する。画像やページのリンク切れエラーなどがないか、目視とブラウザの開発者ツールにて確認。

手順1で紹介したツール自体は非常によくできていて、ほぼ確実にすべてのDBの文字列を書き換えてくれます。このツール以外の方法(Search Regex等のプラグイン)でURL文字列を書き換えようとすると、置換が不十分になる可能性が高いです。

問題点は2~3の手順です。上の手順でやると、DNSが切り替わったあとに初めてmysite.comの新しい状態を確認することになるわけなので、万が一、1の手順でのドメインの書き換えが間違っていた場合に、表示が崩れる、リンク切れが多発するなどといった事態が生じます。

 

本来は、新サーバーのデータベースでnewsite.comからmysite.comに書き換えを行った後、自分で新サーバーでの表示を確認してから、最後にDNS書き換えをするのが理想です。

それが、以下の方法を使うことでできるようになります。

 

hostsファイルの変更で新サーバーのmysite.comの表示をDNS切り替え前に確認

まずは、先ほどと同じように、このサイトからダウンロードできるSearch&replaceツールを使って、newsite.comのデータベース内にあるnewversion.mysite.comという文字列をmysite.comに書き換えます。(ツールの使い方はこちらの記事が大変参考になります。)

次に、hostsファイルを管理者権限で開き、以下のような一行を追加します。

hostsファイルの場所はWindowsのバージョンによって異なります。以下の記事を参考にして見つけてください。
→ 【Windows】hostsファイルとは、hostsファイルの場所、hostsファイルの編集・書き換え方法

例えば、移転先サーバーのIPが123.467.897.222なら

という一行を追加し、hostsファイルを保存します。

こうすることで、自分のPC(ブラウザ)からmysite.comにアクセスしたときは、旧サーバーではなく、移転先サーバーのmysite.comにアクセスするようになります。この状態で、移転先サーバーでmysite.comがデザイン崩れなどなく正しく表示されているか、リンク切れ等を起こしていないか、問い合わせフォームなどがちゃんと使えるかなどをあらかじめチェックすることができます。

これで確認が完了となり次第、mysite.comのネームサーバー(DNS)を移転先のものに変更します。先ほど追加したhostsファイル内の一行は消しておきます。

あとはコーヒーを飲みながらDNSが切り替わるのを待つだけです♪

 

 

作業手順としてはちょっとした違いしかないのですが、hostsの設定であらかじめ新サーバーでの表示確認ができるというのは、かなり安心感があります。うまく説明できたかどうかわかりませんが、実際にやってみると、とても簡単なので、ぜひ活用していただければと思います。

hostsファイルの扱いには気を付けないといけないようなので、設定を追加したら消し忘れないように注意してくださいね。

 

 

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