
なんかブラウザの動きがおかしいなと思っていたのですが、あまり気に留めずに過ごしていたら日に日に状況は悪くなるばかり。
最初はブラウザの「戻る」ボタンをクリックした後にひとつ前のページを表示するまでずいぶん時間がかかってしまう、という現象だけだったのが、ある時から、何かのページでEnterキーをしたりボタンをクリックするたびに、新しいウィンドウがバンバン立ち上がりそこにあらゆる広告が表示されるという現象が出始めました。
メインで使っているブラウザChromeもサブのMozilla Firefoxもどちらも同じ症状です。
「こりゃもう絶対ウィルスでしょ・・・T_T」
っていうような感じですが、Trend Micro(ウィルスバスター)は常時ONにしているし、疑わしいものをダウンロードした記憶もない。
厄介なことにウィルスバスターでスキャンしても「問題ありませんでした」と言われてしまう。
色々調べてみたのですが、イマイチ何のウィルスが原因なのか、どうやって駆除したらいいのかわからず、、困り果てて旦那様に相談してみたところ。。以下の二つのウィルス駆除ソフトでスキャンしてみたほうがいいと。
有料で使っているウィルスバスターでスキャンして問題ないって言われるのに、無料のスキャンソフトで果たしてどれだけ効果があるんだろうか。と半信半疑ながら使ってみました。
で、まず最初にESETのほうでスキャンした結果。
なんと43の感染ファイルが!!!
安全だと思っていたマイPCは全然やばい状態だったってことですね(衝撃・・・)
ESETのスキャン完了後、Chromeのほうでは上記のような現象はすっかりなくなり、一安心だったのですが、サブブラウザとして使っているFirefoxを開いたところ。。
「ま、まだいる・・・」
あいかわらず検索するたびにバンバン新しいウィンドウが立ち上がるあり様。
そんなわけで、次のDr.Webのほうでスキャンを開始しました。
その結果は・・・
さらに14の感染ファイル。。。
いや~本当に衝撃。
つまりはトレンドマイクロを常駐させていてもこれだけのウィルスが私のPCに寄生し続けていたってことですよね(ひぃ~)。
ちなみに、Dr.WEBで見つかったウィルスを駆除したら無事、Firefoxのほうでも上記の現象はすっかりなくなりました。
ESETは日本でもそこそこ知られていますが、どちらもそんなにまだメジャーじゃない(?)ですよね。
ちなみにESETはスロバキアのソフトウェア会社の製品、Dr.Webはロシアの会社の製品のようです。
(最近、ロシア語のサイトなどもよく開いていたので、そっち系のサイトでよく撒かれているウィルスだったんだろうか。。)
とりあえず、今回は一件落着ですが一つウィルス対策ソフトを入れているからといって安心せずに時々別のソフトでスキャンするといいかもしれませんね。以下、上記2つのウィルス駆除ソフトの使い方を図解しましたので気になる方はぜひ一度スキャンしてみてください。
何もなければそれはそれで安心ですし、何かあれば早急に駆除できますからね^^
ESET Online scannerでのスキャン
右のサイトにアクセスします。→ ESET Online scanner
左側の「Online Virus Scanner」のほうのボタン「Run ESET Online Scanner」をクリック。
Online Scannerですが、IE以外のブラウザを利用している場合は、スキャンソフトのダウンロードが必要になります。Run ESET Online Scannerをクリックすると新しいウィンドウが表示されるので、そこからスキャンソフトをダウンロードして下さい。
ダウンロードが出来たらファイルをダブルクリックします。
以下の表示のようにチェックを入れてスキャンを開始します。
以下のような表示が出たら、Enable detection of… のほうを選択し、他の設定も表示のように選択してStartをクリックします。
スキャンが開始されたらあとは終了するまで放ったらかしでOK。
スキャン中はブラウザを閉じ、なるべくPCの作業をしないようおススメします。
Dr.Web Cure It! でのスキャン
右のサイトにアクセスします。→ Dr.Web Cure It!
表示されたページで下のほうにスクロールしてFree Downloadのほうをクリックします。
※個人利用の場合のみFreeバージョンが使えます。
ダウンロードページが表示されたらNextボタンをクリック。
以下のようなダウンロードボタンが表示されますのでDownload Dr.Web CureIt! and send the statisticsをクリックします。
ライセンス規約が表示されるので、チェックボタンを入れてContinueをクリック。
ダウンロードが完了したらそのファイルを起動し、スキャンを開始しましょう。