この記事では、ステップメールや一括送信メールの予約配信に欠かせないcronの設定方法について解説します。

私は現在、WordPressプラグインBFT-Proでステップメールや一括配信のメルマガを送信しているのですが、メルマガの予約配信をするためにはレンタルサーバーの方でcronの設定をしなくてはなりません。まずcronっていうのは何かというと、

UNIX系システムの常駐プログラム(デーモン)の一種で、ユーザの設定したスケジュールに基づいて指定したコマンドやシェルスクリプトなどを自動実行してくれるプログラム。

実行スケジュールは毎時、毎日、毎週、毎月をはじめ細かく指定でき、「crontab」というファイルに記述・保存しておく。crond(cron daemon)というプロセスがcrontabの内容に従って、決められた日時にコマンドなどを実行してくれる。

引用元:cron 【 crond 】 crontab

私も今回初めて知ったのですが(←元プログラマーのくせに・・・汗)、例えばメルマガを●月×日の20時に予約送信したい場合、このメルマガが予約の日時になったらメール配信プログラムが実行されないといけないわけですよね。あるいはステップメールで登録後●日目の15時に3通目のメールを配信する、というスケジュールを実行するのにも、そのスケジュールに沿ってメール配信プログラムが実行される必要があります。このようにメール配信プログラムをスケジュール通りに動かしてくれるのが、今回サーバー側で設定するcronジョブということになります。

 

実は私は全然最初意味が分からなくてこの設定だけに3日間くらい費やしてしまい、そのあーだこーだの一部始終を書けばこの記事のボリュームは3倍以上に膨れ上がるくらいですが・・・実はやることは非常~にシンプルです。レンタルサーバによってcronの実行コマンドの書き方が若干異なってきますので、お使いのレンタルサーバーでのcron設定について調べながらやると迷わずに済むと思います。この記事ではさくらサーバーの場合を例に解説していきますね。

※BFT-Proのインストール手順はこちらの記事で扱っています。

sponsored link

サーバーに設定すべきBFT-Proのcronコマンドを知る

WordPressにBFT-Proがインストールされていると、ダッシュボードにBroadFast PRO Autoresponderというメニューが表示されていますので、クリックしてください。BroadFast Autoresponder optionsのページのなかで以下の設定部分「cron job」というリンクをクリックすると新しいタブにHelpページが開かれます。

BFT-Proの設定画面

 

このヘルプページのCron Jobsという欄に、あなたのブログのドメインに合わせたcronコマンドが表示されています「curl…」から始まるテキストの部分ですね。そのコマンドのテキストを選択してコピーしておいてください。

BFT Proヘルプ

 

レンタルサーバーの管理画面からcron設定を行う

さくらサーバーの場合、コントロールパネルにログインすると以下のようなメニューが表示されますので、CRONの設定をクリックしてください。

さくらサーバー cron設定

 

CRON設定一覧から「新規項目の追加」をクリックします。

さくらサーバー cron新規追加

 

まずは、実行コマンドの欄に、コピーしておいたコマンドを貼りつけます。

さくらサーバー cronコマンド設定

 

で、ここがポイントなのでお忘れなく!!貼りつけたコマンドの最初に /usr/local/bin/ という文字列を追加してください。

さくらサーバー curlコマンド

/usr/local/bin/curl http://…という感じのコマンドになればOKです。さくらサーバーではcurlを呼び出すのにフルパスを記述しないといけないんです。(この書き方でだいぶあれこれと迷っていました。。) ここまで来たら、あとはおまけみたいなもの^^

2015.7.8追記)

Xサーバーをお使いの方は/usr/bin/curlで動くようです。教えてくださったKMさん、ありがとうございます!

 

以下のように実行日時の設定をします。メルマガ配信のスケジュールの実行なので、10分~15分おきくらいの実行がいいでしょうか。例えば、30分おきに設定すると、仮に●時10分に配信スケジュールを設定した場合、メールが送信されるのは●時30分以降ということになってしまいます。なのである程度頻度は高めた方がいいですが、このあたりはご自分のニーズに合わせて設定してください。様子を見ながら後から変更するのもOKです。曜日は基本的にすべてチェックをしておきましょう。全て設定ができたら「送信」をクリックします。

さくらサーバー cron設定

 

WordPress プラグインBFT Proのcron設定

再びダッシュボードにもどり、メールの配信上限数を設定します。さくらサーバーでは15分あたりの配信上限が250通となっています。例えば、サーバー側で15分おきのcron実行を設定した場合、プラグイン側での一回当たりの配信上限数は250以下の数字を入力する必要があります。できれば最初は様子を見るために上限ぎりぎりではなく少なめに設定することをオススメします。一日当たりの配信上限数もサーバーによって決められていることが多いので、お使いのサーバーの上限数より小さい値を設定しておきましょう。

設定ができたら「Save All Options」ボタンをクリックして設定を保存しておいてくださいね。

BFT Proでのcron設定

 

cron設定が正しいかをチェックしよう

設定したcronが正しく実行されると、実行結果がメール配信されます。設定が正しくないとメールが送られてこないので、まずは実行時にメール配信されているか、実行結果にエラーがないかチェックしてみましょう。

メールはさくらサーバの場合、コントロールパネルの「メールアドレス毎の設定」から見れます。

さくらサーバー メール

 

postmasterのウェブメールをクリックします。

さくらサーバー メール

 

スケジュール通りにメールが届いているか、メールの内容にエラーがないかを確認してください。メールが届いていない場合はcronの実行コマンドに間違いがある可能性が高いですので今一度チェックしてみてください。メールにエラーが書かれている場合はそのエラーの内容に従って対処してください。

さくらサーバー cron実行結果

 

ちなみに、cron実行結果をメールで受け取らない設定は、cronの設定画面で実行コマンドの最後に1> /del/null を追加すれば届かなくなります。メーラーの容量がいっぱいにならないためにも、ある程度メルマガ配信が軌道に乗ったらこの設定をしておくとよさそうですね^^

 

 

お疲れ様でした!これでメルマガの予約配信を実行するcron設定ができたことになります。あとは、メルマガを用意して配信するのみですね!購読者リストの設定やメルマガ配信の設定についても今後の記事にてアップしていきますのでぜひ楽しみにしていてください。