メルマガ一括配信、ステップメール配信ができるプラグインBroadFast Pro Autoresponder (BFT PRO)の最新バージョン2.4が先日届きました。早速プラグインをアップデートしてみたのですが、以前に使っていた2.2と比較して、欲しいな~と思っていた機能がちゃんと追加されていたり、かゆいところに手が届く感じに改良されてきているのを感じました。

以前に書いた記事の内容も一部修正する必要がでてきているので、今後順次更新していく予定です。まずは新機能も含めて、プラグインの機能まとめを今回あらたに【改訂版】として作成してみました。すでにプラグインを利用されている方、今後利用を考えている方はぜひ一度目を通してみてください。

2015.04.07追記: プラグインの正式名称がBFT-ProからAirgato Proに変わったみたいです。記事内の記述がBFT-Proのままのところもありますが、Airgato Proと同じと思ってくださいね。

すでにプラグインを利用している方で1年以内に購入されている方には、購入時に指定したメールアドレスに最新版のzipファイルがメールで届いていると思います。プラグインのアップグレード方法は、届いたメール内にも書いてありますが、WordpressのダッシュボードのプラグインのページでBFT-Proをいったん削除し、新しいzipファイルをアップロードすれば完了します。更新前に必ずバックアップを取るようにしてくださいね。

 

ちなみに、この記事は「このプラグインでこういうことができます」という概要の説明ではなく、プラグインのメニューからどんな設定ができるのか、画面キャプチャと合わせて設定項目の説明をする感じで書いています。まずは「このプラグインで何ができるのか、ざっと知っておきたい」という方は以下の記事もあわせてご覧いただくと全体がつかみやすいと思います^^

かなり本格的なメルマガ・ステップメール配信ができるWordPressプラグインArigato Proのメリット・デメリットまとめ

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BroadFast Pro Autoresponder (BFT PRO)のメニュー

BFT-ProをWordpressにインストールすると、ダッシュボードに以下のようなメニューが現れます。

BFT-Proのメニュー

  1. メール配信全体にかかわる設定(Settings)
  2. 購読者情報の管理(Mailing Lists)
  3. ステップメール配信(Autoresponder Campaigns)
  4. 一括メール配信(Newsletters)
  5. バウンスメール設定(Bounce Handling)
  6. メール送信による購読申込みの設定(Subscribe by Email)

それでは以降で一つずつ解説していきます。

 

Settings – メール配信全体にかかわる設定

共通設定(General Settings)

全てのメルマガに共通して設定される項目です。メルマガの種類ごとにわざわざ個別に設定する必要がない情報はここに設定しておくと楽ですね。

BFT-Proの共通設定

  • 送信者名と送信者メールアドレス
  • メルマガの最後(解除URLの手前)に挿入されるテキスト(署名など)
  • 購読者が登録を解除した場合、購読者情報をリストに残す(非アクティブにする)か情報を削除するかを選択(バージョン2.4からの新機能)

 

メール配信設定と配信制限(Settings For The Email Sending Process)

メール配信の設定

予約されたメールを送信するCron設定

予約されたメールをスケジュール通りに配信するためには、Cronという自動実行プログラムをサーバーに設定する必要があります。このセクションではCronによってメール配信を実行するか、ブログへのアクセスをトリガーにして実行させるかを選びます。推奨はCronですが、詳しくは以下の記事で解説しています。

ステップメール・メルマガ予約配信に必須のcron設定(さくらサーバー)

以前、メルマガスタンドを利用していた時はCronの存在など知らなかったのですが、このおかげで、わざわざ配信したい日時に自分で送信ボタンを「ポチッ!」と押さなくても勝手にプログラムの方で配信をしてくれるわけですね。特に、ステップメールを利用する場合は欠かせないありがたい機能です。

 

配信数の上限設定

メール配信を行う場合、多くのレンタルサーバーでは負荷がかかりすぎることを避けるため、一回当たりの配信数や一日当たりの配信数に制限を設けていることが多いです。

BFT-PROではこの制限を超えないために、一回当たりの配信数の上限と、一日当たりの配信数の上限を設定することができます。

 

メルマガを管理できるユーザー権限の設定(Roles)

ユーザー権限設定

デフォルトでは、管理者権限(Administrator)と特権管理者(Super admin) のみがBFT-Proの管理を行えますが、他の権限を追加したい場合はここで追加できます。

 

画像認証CAPTCHAの設定(Recaptcha Settings)

画像認証設定

最近色んな所で見かけますが、コンピュータによる自動登録を回避するために使われる画像認証CAPTCHAを登録フォームに設定するための設定をここで行えます。今のところ私は使用していませんが、こんな機能までついているとは本格的ですね。

 

テキストベースの認証設定(Question based capthca)

question-based-captcha-settings

前述の画像認証CAPTCHAを使わなくても、メルマガの登録フォームに質問をランダムで表示し、コンピュータによる自動登録を回避する方法を選ぶこともできます。「質問=答え」の形式で、デフォルトでは英語の質問が3つ設定されていますが、形式さえ守れば自分で質問と答えを編集することが可能です。

質問をメルマガの登録フォームに表示するかどうかはメーリングリスト(購読者リスト)の設定画面で選べます。

 

全メルマガ共通のメルマガ登録時ダブルオプトイン設定(Global Double Opt-In Email)

メルマガ登録ダブルオプト設定

メルマガ登録を、仮登録(フォームからの登録)と本登録(仮登録後に送信されるメール内のリンククリック)の2段階で行うダブルオプトイン形式にしたい場合、本登録用のメールの件名や本文をここで設定できます。

一部のメルマガのみにダブルオプトインを採用したい場合は、個別にも設定できますが、全メルマガに共通してダブルオプトインを採用するならここで設定しておくと便利です。

 

その他の共通設定

その他のBFT-Pro共通設定

Copy Data from BFT Lite: 無償版のBFT-Liteを利用していてデータを引き継ぎたい場合にクリックします。

Uninstall Options: このプラグインをアンインストールする際に保存されたすべてのデータを消去したい場合にチェックをいれ、Save Uninstall Optionsをクリックします。プラグインのアップデート時にここにチェックが入っているとそれまでのデータがすべてなくなるので注意が必要です。今後BFT-Proを一切使わない場合にのみ必要な設定になります。

 

以上がSettings(プラグイン全体の設定)の項目の解説でした。

 

購読者管理(Mailing Lists)

Mailing List(あえて購読者リストと訳しています)は、メルマガを配信するための購読者のリストのことを言います。Lite版(無料)では一つの購読者リストしか作れないのですが、Pro版では購読者リストを幾つでも作成することができます。(複数のメルマガ配信を行いたい場合はやはりPro版が必須ですね。)

複数の購読者リストは以下のように一覧管理できます。

メーリングリスト一覧

  • Autoresponders:  リストに登録された購読者に対して送信されるステップメール(クリックすると紐づいているステップメールの情報が表示されます)
  • Subscribers:  購読者。カッコ内は購読者数。Manage(xxx)をクリックすると購読者の一覧が表示され編集できます。
  • Custom Fields:  登録フォームにカスタムフィールドを設置したい場合、Manageをクリックしてテキストやチェックボックス、ドロップダウンリストなど様々な形式のフィールドを追加できます。
  • Subscribe Form:  登録フォームをサイトに設置するためのコードを取得できます。WordPress用のショートコードを使ってフォームを作成することもできますし、別のウェブサイトに設置したい場合のHTML形式のコード、またプラグインのContact Form 7やJetPackのコンタクトフォームと統合して利用したい場合など、様々なニーズに対応したフォームの設置方法が選べます。

 

購読者登録完了ページと解除ページ

登録フォームからユーザーがメルマガ購読を登録した後に遷移する登録完了ページはあらかじめ固定ページなどに作成しておき、そのURLを予め設定しておくことができます。(ダブルオプトイン採用の場合は、仮登録完了ページと本登録完了後のページを別々に設定可能)

登録解除フォームは、 ショートコードを使ってあらかじめか固定ページなどに作成しておけば、ユーザーがメール内の解除リンクをクリックしたときにそのページが表示されます。(バージョン2.4からの新機能)

 

 

購読者リストの新規作成・編集

詳しくは以下の記事にまとめています。

ステップメール配信ができるWordPressプラグインBFT-Proで購読者リスト作成

 

登録時・解除時の送信者(管理者)側への通知機能

上の記事で図解していますが、新たな購読者登録があった場合、また登録解除があった場合に、それを管理者に通知するかどうかを設定することができます。例えばメルマガ登録があった場合は通知が届くように設定し、解除は通知が来ないように設定するといったことも可能です。

 

購読者の管理

購読者の一括インポート・エクスポート機能

購読者一覧はCSV形式でインポート・エクスポートできます。

他のメルマガ配信スタンドから乗り換える場合や、無料レポートスタンドなどから取得したメールアドレスなどを代理登録する場合にインポート機能があると助かりますし、バックアップのためなどにもエクスポート機能があるといいですね。

※バージョン2.4ではインポート時に購読者の重複を排除する機能もあります。

 

個別の購読者情報の追加・編集・解除

BFT-Pro購読者追加画面

ユーザー側が登録・解除するにはフォームからすればいいのですが、管理者側としてテストユーザーを登録したいとか、あとは、稀ですがちょっと困った購読者さんを解除したいとか、ステータスを変更したいなどいったことも、時にはあります。。。そういう時に、ワードプレスの管理画面から登録したり登録解除できるのは助かりますね^^

 

 

ステップメール配信(Autoresponder Campaigns)

BFT-Proを利用するメリットは、ステップメール配信機能がついているということに尽きると思っているのですが、特にPro版だとシナリオを複数作成・管理することができるのが嬉しいですね。

ちなみに、「ステップメールって何だ??」と思ったあなたは、以前のBFT-Proの機能まとめ記事の「ステップメール配信」の項目の最初に説明してあるので、よかったら参考にしてみてください。

ステップメール配信ができるWordpressプラグインBFT-Proの機能まとめ

 

作成したシナリオは以下のように、一覧表示されます。

ステップメール管理画面

  • Mailing Lists: ステップメールを配信する購読者リスト
  • Email Messages: 配信するステップメール。Manageをクリックするとメールを個別に管理できる
  • Reports: 各メールの配信履歴や開封率*が表示されます。
*開封率(Open rate)について:これまで開封率は明らかに開封されたのに0%のままになっていることがよくあったため、全く参考にしていなかったのですが、バージョン2.4の更新情報の中に、この部分の改良がおこなわれたという情報がありました。今後チェックしてみたいと思います。

 

シナリオの新規作成・編集

シナリオの数に制限は特にありません。必要な数だけ(データベースの容量を超えない限り?たぶん)追加することができます。具体的な使い方は以下の記事で解説しています。

メルマガ配信WordPressプラグインBFT-Proでステップメールを作成する方法

 

個々のメール作成・編集時に使える機能

各シナリオ内のメールの数にも制限は特にありません。5通で終わるステップメールを組んでもいいし、30通のかなり手のこんだステップメールを組んでも大丈夫です。

メール作成時には以下のような機能が使えます。

ステップメール作成1 ステップメール作成2

  • 送信者の個別設定:共通設定と異なる送信者を設定したい場合に個別に編集可能
  • 件名・本文の入力HTML形式かテキスト形式での送信が可能。購読者のメールアドレス、氏名あるいは名前、カスタムフィールド(設定されている場合のみ)のショートコードが件名と本文に使用できます

 

ステップメールに添付ファイル

  • 添付ファイル:メルマガにファイルを添付することも可能。

 

ステップメール作成スケジュール設定

  • 送信スケジュール: 登録後○日後に配信、日付指定して配信、○日ごとに配信、○曜日に配信といったスケジューリングの種類を選ぶことが可能

ステップメール作成スケジュール設定

  • 送信時刻: 時間指定なしと、○時○分以降の配信の2種類から選択可能

 

ステップメールテスト送信

  • テストメール送信: バージョン2.4で追加された待望の新機能ですね。これまではテストメール送信の機能がなかったのが不便でしたが、今後は手間取らずに済みそうです。

 

解除URLの自動挿入機能

メルマガ配信では、特定電子メール法により、配信解除URLを必ずメール内に設置する必要があります。BFT-Proでは解除URLがメールの最後に自動挿入されるようになっていますので、設置忘れなどの心配もありません。

 

 

一括メール配信(Newsletters)

購読者全員に対して一度にメールを送信するときに利用できます。

3通目のステップメールを受け取ったばかりの人にも、あるいは10通目を受け取った人にも、さらにステップメールをすべて受け取り終わった人にも、全員に対してメールが一斉に送られます。速報や緊急なお知らせなどを送信したいときに特に役立つ機能です。

一括メール配信の機能はステップメールの機能とほぼ同じですが、配信スケジュールの設定のみ異なっていて、メール作成と同時に配信するか、メールを下書きとして保存時しておいて後で配信するかの選択のみになります。

 

一括メール配信も数に制限はありません。作成したものは以下のように一覧できます。

一括配信メール管理

 

一括配信メールの作成時の機能

一括配信メール作成 一括配信メール作成2

  • 送信者・件名・本文の入力:ステップメールの作成と全く同じです。
  • 添付ファイルの設定

 

一括配信メール作成3

  • 送信先の購読者リストを設定:全ての購読者リストに対してメールを送信する(バージョン2.4新機能)か、特定の購読者リストを送信先に選択できます
  • チェックボタンにチェックを入れると既にメールを受け取った人に重複して配信されないように設定できます。複数の購読者リストに登録している人がいる場合は、迷惑がられないで済みますね^^ (バージョン2.4新機能)

 

一括配信メール作成4

  • テスト送信機能:チェックを入れておくとSaveボタンをクリックしたときにテストメールが送信されます。(バージョン2.4新機能)

 

 

バウンスメール設定(Bounce Handling)

バウンスメール設定

配信したメールが何らかの理由で購読者のメールアドレスに届かなかった場合に返されるエラーメールはバウンスメールといいます。バウンスメールを受け取りたい場合はこのページで受信するメールアドレスを設定します。

 

 メール送信による購読申込みの設定(Subscribe by Email)

ユーザーがメールを送信することで購読者登録ができるように設定することができます。メールのアカウント情報と登録先の購読者リストを指定するだけでいいので簡単そうですね。「空メール送信でメルマガ登録ができる」という機能は今のところあまり必要を感じていませんが、バージョンアップに伴ってどんどん機能が充実していっていることに驚きです(笑)

メール送信による購読者登録1

メール送信による購読者登録2

 

最後に

サボりっぱなしのメルマガ配信ですが、2015年はちゃんとステップメールを再開しよう(いつから宣言してるんだ?というツッコミはなしで・・・)と意気込んだところでのアップデートのお知らせは、なかなかテンションをいい感じにあげてくれて、勢いで機能まとめの改訂版も完成させることができました。

以前のBFT-Pro関連の記事も順次2.4に合わせてアップデートしていきたいと思っています。(2015.3.01現在:アップデート完了済み)