セルビア語の挨拶―「さようなら。お休みなさい」で締めくくる別れの表現

  • 投稿カテゴリー:セルビア語会話
  • 投稿の最終変更日:2017年8月23日
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goobyeこんにちは!前回のセルビア語の記事「出会いの場面の挨拶」から大分経ってしまいましたが、出会いがあれば別れもあり。今回は「別れの場面での挨拶」についてまとめたいと思います。

セルビア語ではロシア語などで使われているキリル文字と、英語などのラテン文字のアルファベットが両方あって、両方普通に使われていますので、今回も両方の表記で載せてみました。ロシア語を知っている方は結構似ているので覚えやすいフレーズが多いと思いますので比較してみてください。

では早速はじめましょう!

セルビア語で「さようなら」「またね」の挨拶

出会いの場面でも使うけど、別れるときもまたこれ Ćao! 「チャオ!」

出会いの場面編でも一番最初に書きましたが、別れるときも本当によく使われています。とっても便利^^

他の別れの言葉と一緒に合わせて使うことも多いです。例えば

Vidimo se, ćao! 「ヴィディモセ チャオ」 またね(「会いましょう」の意)。チャオ!

という感じです。

 

ではもう少しセルビア語らしい挨拶を見ていきましょう。

一番礼儀正しい「さようなら」はDoviđenja. 「ドヴィジェーニヤ」

日本語
「さようなら」
ラテン文字
Doviđenja
キリル文字
Довиђенја
発音
ドヴィジェーニヤ Doviđenja
英語
Good bye
ロシア語
До свидания

 

Do (~まで)+ viđenja(見ること、会うこと)で、「また会うまで」という意味合いの言葉ですね。発音はカタカナをそのまま読む感じでOK。

 

さようならと併せて「また会いましょう」 Vidimo se. 「ヴィディモセ」

日本語
「また会いましょう」「またね」
ラテン文字
Vidimo se
キリル文字
Видимо се
発音
ヴィディモセ Vidimo se
英語
See you
ロシア語
Увидимся

 

発音は、ヴィを少し強く発音しますがあとはカタカナ読みでOK。

また会う約束をしているときは「・・・にまた会いましょう」の「・・・に」の部分も加えて言うこともあります。例えば、

  • 明日会いましょう → Vidimo se sutra. (ヴィディモセ スートラ)
  • 月曜日に会いましょう → Vidimo se u ponedeljak. (ヴィディモセ ウ ポネデーリャク)
  • 近いうちに会いましょう → Vidimo se uskoro. (ヴィディモセ ウスコーロ)
  • 来週会いましょう → Vidimo se sledeće sedmice. (ヴィディモセ スレーデチェ ドミッツエ)

という感じに使えます。

 

もう一つの「さようなら」別れ際にかなり多用されるPrijatno「プリヤートノー」

日本語
「さようなら」
ラテン文字
Prijatno
キリル文字
Пријатно
発音
プリヤートノー prijatno
英語
Good bye
ロシア語
До свидания

 

このPrijatnoですが、今日調べてやっと意味が分かりました(笑)。「さようなら」の意味なんですね。セルビア語では、「いただきます」の意味でも使われる言葉のようです。ロシア語で「プリヤートナ」といえば、「嬉しい」「気持ちの良い」という意味の言葉なので、何となく勘違いして「良い一日を」みたいな意味で言われているのかと思っていました。

参考: When in Serbia, Greet as the Serbs Do

 

何となくですが、Prijatnoを単体で別れ際に言うことはなく、大抵は

  • Vidimo se, prijatno.
  • Ćao!Prijatno.
  • Hvala, prijatno.

などと組み合わせて言われることが多いような気がします。

 

別れる際にはセルビア語でお礼の言葉も添えて

セルビアで誰かにお世話になったとき、家に招待されたときなど、別れ際にお礼を言いたくなる場面があったらぜひ使いたいですね。

心を込めて「どうもありがとう」は「フヴァラ レポ」Hvala lepo!

日本語
「どうもありがとう」
ラテン文字
Hvala lepo
キリル文字
Хвала лепо
発音
ヴァラ レポ Hvala lepo
英語
Thank you very much.
ロシア語
Спасибо большое.

 

このほかに、Hvala puno! (フヴァラ プノ)という言い方もあります。こちらもよく使われます。punoは「たくさん」という意味です。

lepo(レポ)という言葉自体は、「美しい、素晴らしい」または「美しく、素晴らしく」という意味です。英語のnice, nicelyに当たる言葉で、いろんな場面で使えます。

何か美味しいものを頂いて「美味しい」と言いたいときも「レポ」

かわいいワンちゃんがいて「可愛い!」と言いたいときも「レポ」

美しい自然を見て「素晴らしい!」と言いたいときも「レポ」

でOK!

 

ちょっとそれましたが、ありがとうと一緒に「楽しかったです」と言えたらさらにいいですよね。これも「レポ」でいけます!

 

「楽しかったです」と伝えて良い別れを。Bilo je lepo.「ビロイェ レポ」

日本語
「楽しかったです」
ラテン文字
Bilo je lepo
キリル文字
Било је лепо
発音
ロイェ ポ   bilo ye lepo
英語
It was nice.
ロシア語
Было приятно

 

これで、Bilo je lepo, hvala puno! などと言えたら、セルビア語初心者にしてはかなりいい感じです^^ 親切なセルビア人はきっと喜んでくれるはず!

 

 

夜に別れるときは必須な「お休みなさい」Laku noć!「ラークノーチ」

日本語
「お休みなさい」
ラテン文字
Laku noć
キリル文字
Лаку ноћ
発音
ラーノーチ laku noch
英語
Good night
ロシア語
Спокойной ночи

Laku (= Good) + noć (=night) で英語のグッドナイトと同じ意味合いの言葉ですね^^

 

お疲れ様でした。今回の別れの場面編はここまでです!

Hvala lepo! Laku noć!