ロシア人というと、寒い国に住んでいるせいか、何となく無表情で頑固で無口なイメージ、ありませんか?私も実際にロシア人と知り合いになるまでは、白黒の世界に住んでいる笑わない人たちだと思っていたのですが、実は非常に感情豊かで、よくしゃべるし、笑うことも大好きな人たちです。ちなみにそんなイメージのロシア人は、日本人のことを「静かで感情を表さない人たち」だと思っていたりします。(アレレ?)

 

今回はいつかの記事で「そのうち特集します」と予告しておいた「ロシア語の愛情表現の言葉」をまとめてみました。日本人の私にとっては「ちょっとアツすぎて耐え難い」と思ってしまう言い方もありますが・・・「感情豊かなロシア人はさらっとこういう言葉を言っちゃうんだよね・・・」という感じで、普通に使われている言葉です。ロシア人を恋人にしたいと思っているあなたはぜひしっかり覚えておいてくださいね!(笑)

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君が好きだ(好きだよ) Ты мне нравишься

発音は 「ティ ムニェー ヌラーヴィシシャ」

直訳すると「君は僕に気に入られている」という意味で、なんだか傲慢な感じがしますが(笑)、「○○が好きだ」「○○が気に入っている」という意味で普通に良く使われる表現です。人だけでなくモノや物事にも使われます。例えば

 

ボルシチが好きだ→ Мне нравится борщ

(ムニェー ヌラーヴィッツァ ボールシ)

 

ピアノを弾くのが好きだ→ Мне нравится играть пианино

(ムニェー ヌラーヴィッツァ イグラーチ ピアニーノ)

 

といった感じですね。

 

ちなみに、「君が好きだ」というときはТы(君)が文の最初に来ていますが、その他の場合はМне нравится の後に好きなものを付ける形になっていますよね。

ネイティブの夫に違いを聞いたところ、「君が好きだ」の場合、対象になる人に個人的に話しかけるから文の最初にТыがくるのだそうです。それ以外の場合は、好きなもの(人)のほかに誰かがいて、その人に「僕は○○が好きだ」と言うことになりますよね。その場合はМне нравится ○○ となるのだそうです。

 

さて、「君が大好きなんだ」といいたい場合ですが、これは「とても」の意味であるОчень(オーチン) を付け加えればOKです。

大好きだよ!! Ты мне очень нравишься

(ティ ムニェー オーチン ヌラーヴィシシャ)

Love

 

では続いて、これぞ外国語学習の基本!ともいえるあの表現。英語ではアイラブユー、ドイツ語ではイッヒリーベディッヒ、ロシア語では・・・

 

愛しているよ Я люблю тебя

発音は 「ヤー リュブリュー チェビャー

直訳すると「私はあなたを愛しています」の意味。日本語では「愛している」という言葉にかなり重みがあるというか、よほどの時でないと言わない(言えない?)言葉ですが、ロシア人の間ではこの言葉は日本人の「大好きだよ」くらいの感覚で気軽に使われているように思います。

あるとき、友人の家にお邪魔して、この言葉が話題になったのですが、「日本ではそんなにしょっちゅう愛しているなんて言わない」といったら友人は大ショック。

「ロシア人カップルは一日何回だってЯ люблю тебяと言い合うのよ。お互いに愛し合っていることを毎日確認しなくちゃ気が済まないわ!」

と言っていました。。。

 

なんて日本人は愛情表現の薄い国民なだと、この友人は衝撃を受けていましたが、日本人からすると、そんなにしょっちゅう言い合うのはなんだか気持ち悪いような・・・?^^;

ロシア人は簡単に結婚して簡単に別れてしまうことが多い国民。そういうカルチャーのなかにいるからこそ、「今日は愛されていても明日は分からない」という不安感がどこかにあって、「愛している」と互いに言い合って安心したいのではないか・・・などと考えてしまいました。普通に感情表現が豊かなだけかもしれませんが。。

ちなみに、恋人や夫婦の間でだけでなく、子供が親に、親が子供に、という家族間の愛情表現の言葉としても使われます。

 

君がいなかったら生きていく意味がない

Без тебя моя жизнь не имела бы смысла

発音は「ベズ チェビャー マヤー ジーズニ ニェ イメーラブィ スムィースラ」

どこかのラブソングの歌詞に出てきそうな言葉ですね。。さすがにこの言葉をしょっちゅう使うロシア人はいませんが、恋人同士でなら一度や二度はこういう言葉を相手に言う機会はあるんじゃないでしょうか。

 

 

恋人や配偶者を呼びかける甘い言葉 Ласковые слова

ロシア語には恋人や配偶者を呼びかけるときに使われる表現がものすごくたくさんあります。ロシア語では Ласковые слова(スカヴィエ スラヴァ 「優しい言葉」の意)といわれるのですが、よく使われるものを以下に挙げておきたいと思います。

ちなみにどれくらいあるか、知りたい方は以下ののサイトをご覧ください。

男性が女性を呼ぶときの言葉→ Ласковые слова для женщин

女性が男性を呼ぶときの言葉→ Ласковые слова для мужчин

 

「私の愛」

男性が女性(自分の彼女・妻)を呼ぶとき → Моя любовь(マヤー リュボーフ) または Любовь моя (リュボーフ マヤー

女性が男性(自分の彼氏・夫)を呼ぶとき → Мой любовь(モーイ リュボーフ) または Любовь мой (リュボーフ モーイ)

以下の言葉もそうですが「Мой /Моя (私の)」は最初に着けても後に着けてもOKです。

 

「私のいとしい人」

男性が女性を呼ぶとき → Моя хорошая(マヤー ハローシャヤ)

女性が男性を呼ぶとき → Мой хороший(モーイ ハローシィ)

хороший(-ая)は「良い」「立派な」という意味もあります。

 

「私の愛する人」

男性が女性を呼ぶとき → Моя родная(マヤー ラドナーヤ)

女性が男性を呼ぶとき → Мой родной(モーイ ラドノーイ)

родной(-ая)は「血縁関係のある」「親しい」という意味もあります。

 

「私の愛する人」その2

男性が女性を呼ぶとき → Моя любимая(マヤー リュビーマヤ)

女性が男性を呼ぶとき → Мой любимый(モーイ リュビームィー)

любимый(-ая)には「可愛い」「好きな」という意味もあります。

 

「私の愛する人」その3

性別に関係なく→ Мое солнишко(マヨー ソーニシュカ)

солнишкоは太陽という意味のсолнце(ソーンツァ)から派生している言葉です。子供に対してもよく使われるように思います。

 

「私の大切な人」

男性が女性を呼ぶとき → Моя золототая(マヤー ザラターヤ)

女性が男性を呼ぶとき → Мой золототой(モーイ ザラトーイ)

золото(ゾーラタ)は金のことで、золототаяには「金の」「貴重な」という意味もあります。

 

ロシア人のアツさを少し感じ取っていただけたでしょうか?笑

 

さてそんなアツアツになったところで、大切な言葉をもう一つ紹介しておきたいと思います。

 

結婚してくれませんか? Выйдешь замуж за меня?

発音は「ヴィイヂェシ ザームシュ ザ ミェニャー?」

プロポーズは基本、男性から女性にするものなので上の言葉を使います。ロシア語では男性が結婚する場合と女性が結婚する場合で異なる単語を使うため、女性から男性にプロポーズする場合には上の言葉は使えません。

「じゃあ女性が男性にプロポーズする場合はどうなるの?」と夫に聞いたところ

「う~~~~ん・・・・。そんなの滅多にないからなあ・・・」と考え込んでしまいました。。

 

ロシア人女性は強い人が多いので、女性からっていうのもありそうな気がするんですが・・・・

 

以下に「結婚する」の男性と女性版をそれぞれ挙げておきます。日常会話で非常によく出てくるので覚えておくといいと思います。

 

男性が結婚する場合 жениться на ком

「・・・と結婚する」の意味で、発音は 「ジェニッツア ナ (結婚相手)」

 

例1) Я женился на Марине.

ヤー ジェニールシャ ナ マリーネ)

「僕はマリーナと結婚した」

 

例2)Он скоро женится на девушке из Японии.

(オン スコーラ ジェーニッツァ ナ ヂェーヴシュケ イズ ヤポーニイ)

「彼はもうすぐ日本人の女の子と結婚する」

 

女性が結婚する場合 Выйти замуж за кого

「・・・に嫁ぐ」の意で発音は「ヴィイチー ザームシュ ザ (結婚相手)」

 

例1)Я вышла замуж за Русского.

ヤー ヴィーシラ ザームシュ ザ ルースカヴァ)

「私はロシア人に嫁いだ」

 

例2)Она скоро выйдет замуж за Виктора.

(アナー スコーラ ヴィヂェッ ザームシュ ザ ヴィクトラ)

「彼女はもうすぐビクトルに嫁ぐ」

 

 

恋人に贈るロシアならでは(?)のロマンチックなプレゼント

ロシア人の文化の一つに「詩を書く」というものがあるのをご存知ですか?ロシアの偉大な詩人といえばプーシキンですが、ロシア人は若い子でも「詩なんて古臭い・・・」と思うどころか「趣味は詩を書くこと」と堂々という子もいるくらい、詩を書く文化は今の今まで息づいています。そんなロシア人は、恋人にも詩を書くのが大好き。一体どんな詩を書くのか、ロシア語のサイトから選んで翻訳してみました。

 

プロの翻訳者ではないので正確さや訳の美しさに欠ける訳になっていますが、ロシア人がいかに「熱い」かは垣間見れるかと思います(笑)

 

Любимая моя! Ты и представить себе не можешь, сколько ты для меня значишь! Ты – моя жизнь, часть моего сердца и души! И как я жил без твоей любви? Я существовал! А ты, родная, превратила дни и ночи в рай! Я бегу к тебе, я думаю о тебе, жажду тебя! Я люблю тебя!
引用元: http://love.a-angel.ru/stihi/ljubovnye-devushke-4.html

訳) 僕の愛する人!君の存在が僕にとってどれほどの意味を持っているかなんて想像もできないだろう。君は僕の命、心と魂の一部なんだ。君の愛なしにどうやって生きてきたんだろう?僕は存在していただけだ!君は、愛する人よ、昼と夜を楽園に変えてくれたんだ。僕は君の所に向かって走っている。君のことを考えている。そして君を渇望している!愛しているよ!

 

 

本日の外気温はマイナス30度(嘘じゃないです)。この記事を仕上げたらなんだか頭がぼーっと熱くなった気が・・・?

というわけで、厳しい寒さも吹っ飛びそうな熱いロシアの愛情表現集でした!