ロシア人が作るビーツを使った赤いサラダ「ヴィネグレット」のレシピ

  • 投稿カテゴリー:現地紹介
  • 投稿の最終変更日:2017年8月23日
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ロシアのヴィネグレットこんにちは!しばらくロシア料理をご紹介していなかったので今日はВинегрет(ヴィネグレット)というサラダの作り方をご紹介したいと思います。

ヴィネグレットという名のサラダは他の国にもあるようなのでロシア発祥なのかどうかは微妙なところですが、ロシア人が大好きなサラダの一つであることは間違いなし。好き嫌いの多い我が夫もヴィネグレットはいつも喜んで食べてくれます。

作り方は家庭によりちょっとずつ違いますが、一番典型的で個人的にも好きな味のレシピです。よかったら作ってみてください^^

こちらのサイトのレシピを参考にしました。

ヴィネグレットの材料

  • グリーンピース(缶詰または冷凍でもOK) 150g
  • ジャガイモ 大きめ3個
  • ビーツ 中1個
  • ニンジン 中1本
  • 玉ねぎ 中1個
  • ピクルス 3本
  • 塩漬け発酵キャベツ(ザワークラウトで代用可) 200g
  • お好みでディル、パセリなどのハーブ
  • 塩、コショウ、サラダ油(またはオリーブ油) 適量

※野菜の大きさや個数はあまり気にしすぎずに、大体で大丈夫です。

 

ビーツと塩漬け発酵キャベツについて

生のビーツが日本だとなかなか手に入らないですが…できれば缶詰ではなく生のをゆでたほうが断然おいしくできると思います。ビーツはかなり長持ちする(冷蔵庫で2週間は多分OKです)ので、まとめて購入して、ヴィネグレットやボルシチ、またフレッシュジュースにしてもいいと思います。

塩漬け発酵キャベツと書いたのは、ロシアではКувашеная капустаと呼ばれ、秋~冬にかけて一般家庭で保存食として食べられている「漬物」です。キャベツを細切りにしたものを塩であえて、2~3リットルの瓶にぎゅうぎゅうに詰めて室内で2~3日置いておくと出来上がります。日本ではザワークラウトが売っていると思うので、それで代用できます。あえて使わない人もいますが、個人的にはこれが入ると味が断然バシッと決まる気がします。ぜひ使ってみてください。

 

ではいよいよ作り方に入ります!

 

ヴィネグレットのレシピ

vinegrette1ニンジン、ジャガイモ、ビーツは軽く洗って鍋で柔らかくなるまでゆでます。ビーツは火が通るまで結構時間がかかるので、ビーツを鍋の下に、次にジャガイモ、一番上にニンジンを乗せてゆでるようにしています。

ゆでている間に、他の野菜をみじん切りにしていきます。玉ねぎはみじん切りをしたら塩を振って軽くもみ、しんなりさせます。グリーンピースは冷凍の場合は解凍して軽く湯通ししておきます。ピクルスはみじん切りにします。

 

竹串がスッと通るようになったら鍋から取り出し、粗熱が取れたら皮をとり、全て7-8mmくらいの角切りにしていきます。少し面倒ですが、大きさがそろっているほうがよく混ざって見た目もキレイです。

 

全て切れたら、ボウルにザワークラウトを除くすべての材料をいれ、塩コショウをして混ぜ合わせます。全体が混ざったら最後にザワークラウトを入れ、味見をして塩気が足りなかったら塩を足します。形が崩れないように気を付けながら菜箸やスプーンなどで混ぜてください。

最後にサラダ油かオリーブオイルをまわしいれて混ぜ合わせます。全体に照りがでるくらい、ちょっと日本人の感覚では多いかな、と思うくらいが適量です。私はロシア人と比べたら結構少なく入れているほうだと思います。

ロシアのヴィネグレット

これで完成!

お好みで飾りにディルやパセリを散らしてもいいです。料理があまり得意ではない私でも、ゆでて切って、混ぜるだけで美味しく完成します。オススメです^^