2015年もあっという間に過ぎていきました。

年の前半は「今年はどんな年になるのだろう」「どこに住むのだろう」と思っていたのが、初夏に移住する目途が立ってからはめまぐるしく物事が動き、気が付いたらもう1年が終わろうとしています。

カザフスタンという気候の厳しい国から、ヨーロッパ南東部のセルビアに移住し、体調がかなり戻ってきたのが、今一番うれしいことだな~と思っています。ということで今日は、1年を振り返って大気圧というものがいかに体調を左右するのかということについて、私の体験を書いて2015年の終わりにしたいと思います。

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低気圧が近づくと具合が悪くなるという話

台風など低気圧が近づいている時期に、気圧の変化で体調が悪くなる、という話はよく聞きます。

頭痛がしたり、何だかだるかったり。

なぜ低気圧になると体調が悪くなるのか、あるサイトに納得な説明がありました。以下、サイトから一部引用させていただきました。

気圧が低下すると大気からの圧力が低下し、体は膨張します。(大気から全身を抑えつけている力が弱まる、というイメージ)この膨張によって血管やリンパの流れが生む圧力(勢い)も低下する為、平時より血行不良を起こし体調不良となる。

引用元: 肩こりと低気圧 なぜ気圧が下がると体調不良になるのか

血の巡りが悪くなってそれが色々な体調不良に影響しているわけですね。

実はカザフスタンに住み始めてから、比較的早い時期に「この国にいると何だか朝起きれない」と思うことがよくありました。

でも、

  • 言語が違うからよけいに頭が疲れているのだろう
  • 寒暖の差が激しいから疲れが出るのだろう
  • 生活事情がよくないから無駄に体力を消耗しているのだろう

などと考えて、大気圧のことは一切頭にはありませんでした。

日本にいたころは、いつもエネルギッシュというタイプではなかったですが、特に病弱というわけでもなく、天気の悪い日に具合が悪いと感じることも特にありませんでした(多くの日本人の方がそうであるように、生活が忙しすぎて体調不良と言っていられない状況だったのかもしれません。)

が、カザフスタンに住んで合計3年半が過ぎたころからは特に、体調が悪化する一方で、毎月のように風邪をひいて一週間は必ず寝込み、風邪から回復しても非常に疲れやすく、家事をするだけで精一杯という状態になってしまいました。

婦人科系の病気も患うようになり、そこから体調回復のために色々な情報を集めるようになったのですが、そうこうしているうちに、一つ、「コイツが原因だ!」と思うことがあったんです。

 

そう、それが大気圧

 

カザフスタンは常時低気圧な国

カザフスタンは高地ではないのですが、大気圧が常時低いんですね。広大なステップ地帯にあるためか、バイコヌールでしょっちゅう大気圏に穴があけられているからか、わかりませんが。

天気予報で見てみると、私が住んでいたカラガンダという場所は
大体950hPaくらいが平均的です。1000hPaを超えることはほぼありません。

 

一例として今日の大気圧を見てみると・・・

カザフスタン、カラガンダの気圧

表記がММ Рт Ст (mmHgのロシア語表記)なのでhPaに換算しましたところ、955hPaくらいです。

955hPaといえば…日本だと台風が来るときに「大型の台風で中心気圧が950hPa・・・」みたいなニュースがありますよね。

つまりは、常時、台風があるときのような低気圧だということなんです。
(乾燥地帯なので天気はピカピカに晴れているときも多いですけど)

この数字を見た時、最初は目を疑ったのですが、何度hPaに換算してもやはり950hPaくらいしかない。

 

  • 朝起きれない
  • 昼間もだるく、フラフラする
  • しょっちゅう頭痛がする
  • 体力がないと感じる
  • すぐ疲れる

こういった症状から抜け出すことができないのは、

「ああ、この低気圧のせいなんだな」

と、納得。

 

ちょうどこのことに気付いたころ。知り合いのおばちゃんの家で、

「この土地は一日の中でも気圧がものすごい変化する。(壁にある気圧計を指して)この気圧計を見ていると、朝は左にあった針が昼には右いっぱいに振れてることもある。だから頭痛持ちが多いんだよ」

という話をされました。

本当にあの気圧計が壊れてなければ、基本的に低気圧で、さらに気圧の変化(振れ)も大きいということです。

カザフスタンは極度に気温差が激しく、強風で天気が変わりやすく、冬場はマイナス15~35度の外気温なのが普通。おまけに空気も水も悪い。それに加えて、大気圧の変化もひどい、となれば、やはり日本の暖かい関東地方で育った私には長く耐えられる場所ではなかったんですね。。

地元の人でも、体調が悪く病気がちな人が多かったので、そこで生まれ育ったとしてもやはり健康を保つのは大変な国だと思います。

 

セルビアに来て体調はどう変化したのか

2014年の11月末にセルビアに旅行したときに、久々にしっとりした心地よい空気を吸った気がしました。具合が悪い中、どうしてもカザフスタンの外に出たくていったのですが、滞在中は思いのほか体調もよく、ここに来れば少しは元気になるだろうなとは思っていました。

 

が、実際移住してきたて、こんなにすぐに体調がよくなるとは・・・意外や意外。

 

セルビアの大気圧は日本とほぼ同じです。
冬は日本の東京よりは寒いですが、天気予報を見ても大気圧は安定して大体1024hPaに近い感じで強風が吹くこともあまりありません。大陸性気候ではありますが、極端に気温差が激しかったり天気の移り変わりが激しいこともない。

例えば今日のベオグラードの気圧ですが

セルビアの気圧

1019hPaと、何とも安心感のある数字^^

 

到着後約1か月で感じた変化は

  • 朝自然と目覚められるようになった
  • 昼間は忙しく過ごせる
  • ちょっと疲れがたまっても半日休息すれば回復する
  • 色々やりたいことがある。意欲的に仕事ができる
  • 普通の30代の体力があると感じる

つまりは、ようやく普通の生活ができるようになったということです(笑)

 

もちろん、大気圧だけじゃなくて他にも気候のいろんな要因が関係していると思います。が、個人的には、カザフスタンで感じていた言いようのないダルさが低気圧のせいで、ここにきて気圧が普通になったから、怠くなくなったというのは筋が通っていると思います。

 

何はともあれ「健康であること」って本当にありがたいこと!

移住してきて、まだ生活が落ち着かないこともあり、言語の壁もあり、大変なことがないわけではないのですが、セルビアの温かい人たちに囲まれ、鮮度のよい食品と、普通の気候と大気圧のおかげで、2016年はもっとエネルギッシュに楽しくいろんなことに挑戦していきたいと思っています。

 

RuuSkiも2016年はコンテンツの充実化を図りたいと思いますので今後もまたよろしくお願いします!